モンブランの意味とは何?栗とは関係ない?由来(語源)や英語表記を調査!

モンブランの意味とは何?栗とは関係ない?由来(語源)や英語表記を調査!栗の旬と言えば秋ですが、ケーキ屋さんに行くといつもある定番商品のモンブラン！このモンブランて、実は名前の由来は栗と関係ないって知ってましたか？今日はモンブランの意味や語源・英語表記など徹底調査します！

935

191

モンブランとはどんなケーキ？材料についても解説！

世代問わず人気のケーキのモンブランですが、黄色い昔ながらのものから大人の味の渋栗まで、たくさん種類がありますね。

モンブランと言えば、栗のケーキというのは皆さん想像できると思います♪改めてどんなケーキかおさらいしましょう！

モンブランは土台やマロンペースト、トッピングなどお店によって違うので色々なお店で試してみるのも楽しいですね♪

モンブランは栗って意味じゃない！由来は？

モンブラン＝栗のケーキと思いがちですが、実はモンブランは栗とは全く関係のない言葉なんです！

まさか山の名前だったなんて、驚きですね♪この白い山に似せるため、ケーキの上にも粉砂糖を振るお店もありますよ。

フランス菓子のモンブラン、本場ではなんて言うの？

モンブランがフランス語で「白い山」を意味することは分かったけど、それならフランスでモンブランって言ったらケーキを出してくれないんじゃ…？って心配になっちゃいますよね。

モンブランは、フランス語ではモン・ブラン・オ・マロン（ Mont Blanc aux marrons）と言います♪栗のモンブランという意味です。短く、モンブランとも言うようなので、山と間違われる心配は無さそうですよ！

因みに山のモンブランが国境にあるもうひとつの国、イタリアではケーキは山と同様にモンテ・ビアンコ（ Monte Bianco）と呼ばれます。

モンブランの発祥は？

モンブランの始まりは、フランス・サヴォワと隣接する、イタリアのピエモンテ州の家庭菓子が原型とされています。

これをもとに1907年創業のパリの老舗カフェ「アンジェリーナ」がクリームをメレンゲの上に絞り出した形に発展させたのが始まりです。

このケーキに、長時間シロップにつけたマロングラッセ（栗を砂糖漬けにしたお菓子）をペースト上にしたものがかけられたその形がドーム状に丸みがあり山のような形になったんですね！

日本に来たのはいつ？なぜ日本に？

モンブランって、今では普通にどこでも見かける人気商品ですよね！

私も大好きでケーキを買うときには必ずといっていいほどリストにランクインしてきます（＾＾）

じゃあ、いったい日本にはいつからモンブランがあったんでしょう？？

栗のクリームも、茶色ではなく、日本人に馴染み深い「黄色い栗の甘露煮」を使用し、持ち帰りやすいように、ガトー（焼き菓子）にしたことで、人気の商品になりました。

多くの人に「モンブラン」を広めるために、迫田さんが商品登録しなかったことで、全国に広まり「黄色いモンブラン」が日本に普及することになりました。

迫田さんのおかげでモンブランが全国に普及したんですね！

こんな美味しいものを作り出せる迫田さん…素敵です！

モンブランは栗以外でも種類がたくさん！

モンブラン=栗ではないことは既にご存知ですね！ということは…！

そう、モンブランとは「白い山」の形をしたケーキであるため、栗以外を使ったものもあるんです！いくつかご紹介します♪

	～苺のモンブラン～ 甘酸っぱい苺あんのペーストがのった、春らしい味わいのモンブランです♪
	～桜のモンブラン～ 桜が香るあんの上に、苺をトッピングして更に可愛らしく♪こちらも春に食べたいスイーツですね！
	～チョコレートのモンブラン～ 子供も大好きなチョコレート味のこちら、チョコレートケーキにも思えますが形はまさにモンブランです♪
	～さつまいものモンブラン～ 秋の味覚のひとつ、さつまいもを使ったモンブランは素朴な味わいです！
	～紫芋のモンブラン～ ちょっと珍しい、色鮮やかな紫芋のモンブランです。独特の香りが美味しい一品ですね♪

季節ごとにも様々なモンブランがあるので、是非旬の美味しいモンブランを試してみて下さいね！

いつかレインボーなモンブランが全国発売！？？なぁんてこともあるかもしれませんね（笑）

100

1116