zigbee(ジグビー)とは?無線距離や使用例は?bluetoothとの違いは何?bluetoothは知ってる方も多いと思いますが、zigbee(ジグビー)は知っていますか?ネットで使われるもの?無線距離や使用例は?bluetoothとはどう違うの?今回はzigbee(ジグビー)を徹底解説します!
zigbee(ジグビー)とは?Bluetoothとの違いは?
まず、zigbee(ジグビー)とは何か説明していきましょう。
ZigBee(ジグビー)は、Bluetoothと比べられます。下記の表にまとまてみました。
ZigBee | Bluetooth | |
使用目的 | 家電製品向けに開発された、近距離無線ネットワークの標準規格の一つ | 家電製品向けに開発された、近距離無線ネットワークの標準規格の一つ |
規格 | 国際規格IEEE802.15.4 | 国際規格IEEE802.15.1 |
データ転送速度 | 20kbps~250kbps | 最高速度24mbps |
伝送距離 | 30m | 数メートル~数十メートルという近距離。 10m以内なら障害物があってもデータの送受信可能。 |
国内使用可能周波数 | 2.4GHz | 2.45GHz |
メリット | 消費電力が少なく低コスト | 低消費電力でセキュリティや操作性の高い通信を実現 |
デメリット | 現在のところ家電で手軽に使用できる環境は整えられていない。 | 通信したい機器同士は同じプロファイルを持っていることが前提。 |
用途 | AV機器のリモートコントロール、建築物のセキュリティーや空調、照明コントロールなどの用途を想定中 | 携帯電話等でのデータ通信利用、携帯電話のハンズフリーヘッドセットやパソコン用のマウス、キーボード、ヘッドフォン等で同規格の対応製品が発売中。 |
このzigbeeは、家電向けの短距離通信技術のひとつです。
同じような目的で使われているBluetoothに比べて、低速で伝送距離も短いのですが、消費電力が少なく低コストというメリットがあります。
ただ、国内で使用できる周波数は電波法により2.4GHz帯に限定されています。
それに加えて、特定無線設備としての技術証明が必要になるなど、残念ながら、現在のところ家電で手軽に使用できる環境は整えられていません。
Bluetoothは、ワイヤレスでキーボードやマウス、ヘッドセットやスピーカーに接続できたり、その他の場面でも使用されている機能で、現在多用されているので、Zigbeeはかなり出遅れているといえます。
実際、私も最近まで知りませんでした…(>_<)
パソコン歴はかなり長く、一応、PC関連の資格も持ってはいるのですが…お恥ずかしい…。
と、脱線してしまいました。失礼しました…。
ZigBeeの使用例は?
あまり使われていないといっても、せっかく開発された技術です。
ZigBeeは、リモコンなどによく使われる赤外線技術と違い、障害物があっても通信できます。
そのような特長から、家電の遠隔制御などへの応用が期待されていたようです。
それなら、何かに使われているはず!
調べてみました。
・・・・・・・
企業で使用されているところはあるみたいなのですが…
Bluetoothのように、一般的に使用されている商品というものは
見つけることができませんでした。
技術証明など手続きが必要になるため、一般化はされていないようです。
せっかく開発された技術。どこかではきっと使われているはずなので、もっと活用されることを期待しています。