ディレクションの意味とは?音楽/アパレル/ビジネス上での使い方は?ディレクションってどういう意味?ビジネス上でのディレクションの使い方は総指揮者!?音楽のレコーディングディレクターやアパレルのファッションディレクターってどんなお仕事?ディレクションについて簡単に説明します!
ディレクションの意味とは?
「ディレクション」とは、広告業界やメディア業界でよく聞きますね。
例えば、テレビ番組の「ディレクション」なら、出演者の演技指導や、照明・大道具の管理などを総合的に行うことです。
この「ディレクション業務」を行う人のことを、「ディレクター」と言います。
映画のスタッフクレジットで「ディレクター」と書かれていることも。
今日は、「ディレクション」について解説していきます(o^∇^o)ノ
英語で「direction」。
①指導、管理、監督、演出、指揮、指示、命令。
②方角、方向。
③傾向、動向、目的。
ディレクション(direction)とは、「監督、指揮、方向」などの意味を持つ言葉です。
日本語のカタカナ語としてのディレクションは、「ディレクター(director)」という言葉の影響を受けて、「製作指導・進行管理」という意味で使われることが多いです。
ディレクターは、テレビ番組や映画のスタッフで「監督者・指揮者」のことですね。
ディレクションとディレクターは、両方とも「監督する、指揮する」という意味の「ディレクト(direct)」が元になっています。
ディレクト(direct):動詞。監督する、指揮する。
ディレクション(direction):名詞。監督、指揮。
ディレクター(director):名詞。監督者、指揮者。
ディレクションがディレクトすることで、ディレクターがディレクトする人ということですね!
ディレクション(direction)の語源は、ラテン語で「まっすぐにする」という意味の「dīrectus」が由来です。
この意味から、「まっすぐに目指す方向」や「まっすぐ目標を達成できるような指揮」という意味になったのですね。
ディレクションの使い方は、以下のようになります。
「有名女優がディレクション(監督)したファッションブランド」
「監督から、演技についてディレクション(指導)を受ける」
「新しいプロジェクトのディレクション(指揮)はあなただ」
ディレクションを任されたら、総合的な役割を任せられたということになります。
ディレクションの意味が分かりにくければ、「指揮・指導・監督」と言い換えれば、ほぼ理解できると思いますよ!
ディレクションの音楽での使い方は?
音楽現場のディレクションは、「レコーディングの指揮」を指します。
レコーディングディレクターと呼ばれる職業も存在します。
その業務内容の一部を紹介します!
- 作詞・作曲者選定
- スケジュール管理
- ジャケット写真のプランニング
など
良いディレクションを行うためには、時間・予算を考慮し、作品全体を見て作業を進行するという高いディレクション能力が必要になります。
知識や経験以外にも、コミュニケーション能力がいりますね。
ディレクション業務は、作品に関わる全ての責任を負っているというわけです(^▽^;)
ディレクションのアパレルでの使い方は?
アパレル業界のディレクションも、「店舗設計やファッションの企画制作を行うこと」というブランド全体のトータルプロデュースを任されるお仕事です。
ファッションディレクターという職業も存在します。
その仕事内容を一部紹介します!
- 商品の企画・選定
- 宣伝・広告企画
- 店舗のコーディネートやディスプレイデザイン
- 生産スケジュールの確認
- マーケティングリサーチや販売予測
など
トレンドは今年度の流行だけでなく、過去数年間の実績から先読みするという高いスキルが必要になります。
また、自身が手掛けたコーディネートの世の中の評価を見て、次回以降のディレクションに反映させます。
ディレクションのビジネス上での使い方は?
ディレクションは、ビジネスシーンで1つの仕事の名称として使われています。
ディレクション業務は、簡単に言うと「業務内容を把握し、関係者にそのコンセプトを伝え、最後までしっかりと総指揮をとる業務」のことです。
スケジュール管理や進行管理なども含めた業務の全てを取り仕切る責任の重い仕事です。
円滑に進めるためのコミュニケーション能力も必要ですね(^▽^;)
ディレクションは、様々な分野で使われる言葉なので、状況に合わせて使い分けましょう。
ディレクションについて、いかがでしたか?
興味のある方は、ぜひディレクターを目指してくださいね(*^-^)
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