シンパシーの意味とは?英語表記は?共感/感じる/エンパシーと関係が?シンパシーの意味は同情と共感!?シンパシーの英語表記は?英語のシンパシーはお悔み!?シンパシーは感じるもの!?シンパシーの使い方を例文で紹介!シンパシーは可哀想に思うだけ!?シンパシーとエンパシーとの関係も解説!
シンパシーの意味とは?共感と関係が?
「シンパシー」と言う言葉は、歌手名や曲名、歌詞にもよく使われていますね。
「この大事な時期に風邪を引くなんてシンパシーを感じる」
「なんかあの人にシンパシーを覚えちゃう」
などと使いますが、どのような意味なのでしょうか?
今日は、「シンパシー」について勉強していきましょう(^▽^)/
英語で「sympathy」。
①同情。思いやり。
②共感。同感。共鳴。
シンパシー(sympathy)は、日本語では二つの意味で使われています。
一つ目は、「同情、あわれみ」という意味です。
例えば、「彼の可哀想な境遇に、シンパシーを感じる」と言えば、「彼の可哀想な境遇をあわれむ」ということですね。
二つ目は、「共感、共鳴」という意味です。
共感の意味が分かりにくいので、調べてみました(^○^)
他人の意見や感情などに、全くその通りだ!と感じること。
つまり、「彼がそのバンドが好きだと聞いて、私はシンパシーを覚えた」と言えば、「彼がそのバンドが好きだと聞いて、私と同じだ!と感じた」と言うことですね。
シンパシー(sympathy)の語源は、ギリシア語で「syn(共に)」と「páthos (苦しむ)」が合わさった言葉が由来です。
語源的には、シンパシーは同情のニュアンスが強いと言えます。
シンパシーは「その気持ちわかります!」「あなたと同じ気持ちだよ!」ってことですね(*^^*)
シンパシーの英語表記は?
シンパシーは、英語表記で「sympathy」です。
日本語と同じ「同情・共感」という意味もありますが、日本語にはない使い方もされます。
英語の「simpathy」には、「悔やみ、弔慰」の意味もあります。
※弔慰(ちょうい)とは、「死者をとむらい、遺族を慰めること」という意味です。
つまり、人が亡くなった時のお悔みということですね。
また、事故にあったり、怪我をしたりするなどのつらく悲しい出来事があった場合にも「シンパシー」を使います。
- sympathy card:お悔みのカード
- sympathy vote:同情票
などと使われます。
日本では、シンパシーをお悔みの意味で使うことはないと思いますが、覚えておきましょう(^▽^)
シンパシーは感じると関係が?
日本語でのシンパシーは、「シンパシーを感じる」という言い回しで使われることが多いです。
それでは、シンパシーの他の使い方について、シンパシーを感じるような例文で紹介していきます(o^∇^o)ノ
<同情・あわれみという意味>
「理不尽なことで左遷された同僚にはシンパシーを覚えるよ」
「その事故で亡くなった犠牲者にシンパシーが湧いた」
<共感・共鳴という意味>
「ゲームという共通の趣味があるなんて、シンパシーを感じる」
「講演で講師が政治について熱弁しており、シンパシーを抱いた」
「彼女の意見にシンパシーを感じずにはいられなかった」
また、シンパシーの類語は以下のようになります。
同調、意気投合、理解、など
シンパシーはエンパシーと関係が?
シンパシーの類語にエンパシーが挙げられますが、どのように違いがあるのでしょうか?
調べてみました(=´▽`=)
英語で「empathy」。
感情移入。人の気持ちを思いやること。
エンパシー(empathy)は、「共感、感情移入」という意味があります。
「Empathy Quotient(EQ、共感指数)」という言葉なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
シンパシーは、「他人と感情を共有すること」「誰かのことを可哀想だと思う気持ち」を言います。
対して、エンパシーは「他人と自分を同一視することなく、他人の心情を汲むこと」「人の気持ちや経験を理解できる力」です。
また、エンパシーは、相手の気持ちを理解して、相手のニーズに応えようとすることだと言われています。
感情が動くだけならシンパシー、相手の苦しみや悲しみを理解して何かをしようと行動するのがエンパシーというわけです。
つまり、災害の犠牲者を見て「かわいそう!」と感じるのがシンパシー、「かわいそうだから何かできることをしよう!」と援助の手を差し出すのがエンパシーということですね!
シンパシーについて、いかがでしたか?
コミュニケーションで共感は大事ですよ(* ̄∇ ̄*)
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