ユビキタスの意味とは?語源は英語・ラテン語どっち?携帯との関係も!ユビキタスの意味って?ユビキタスの語源は英語?それともラテン語どっち?ユビキタスと携帯との関係についても!何かと耳にする機会が多いユビキタスという言葉!なんのこっちゃと思う方向けに分かりやすくお教えします!
ユビキタスの意味とは?
皆さんユビキタスという言葉ご存知ですか?
字面だけみると、なんだか不思議な印象を受ける言葉ですよね。
『偏在する、至るところにある』という意味です。
●偏在するとは?
「かたよってある場所にだけ多くあること」
なんらかのものが至るところに存在する時に使う言葉というわけですね。
では実際に”どのような使い方をするか”解説していきますね♪
ユビキタスは一般的には『IT関係』でよく使われます。(特にインターネットやクラウドなどの分野です)
IT関係で使われる場合「ネットワーク等が偏在し、かつ誰でも使える環境や技術」といった意味になります。
今はインターネットが高度に発達し、ほぼどんな方でも手軽にインターネットを利用して色々検索できたりします。
ご高齢の方から小学生にいたる幅広い年代でスマホを持ってる方はそう珍しくありません。
もうインターネットは生活のどこにでもあり、意識しなくてもそこにあるというものすごい時代になりました。
これが「ユビキタス社会」というわけです。
ユビキタスの語源は英語?それともラテン語どっち?
ユビキタスは英語「ubiquitous」からの外来語ですが、元々はラテン語の言葉でした(*’ω’*)
ラテン語でも日本で使われる意味と同じく「至るところに偏在する」という意味があります!
もうひとつ「時空自在」という「(人が)至るところに姿を現す」というタイムマシーン的な意味もあります。
さらに欧米では「神はどこにでも偏在する」という意味もあり、なんと宗教用語でもあります(●´ω`●)
ユビキタスはIT業界では「インターネットにいつでもどこからでも誰でも接続できる環境」といった意味ですが、サイエンスに造詣が深いアメリカ人からすれば「未来のコンピュータは私達がその存在を意識しないような形で生活の中に溶け込んでいくだろう。一つの部屋に数百ものコンピュータがあってそれらがケーブルと無線の両方のネットワークで相互に接続されるだろう」と語っています。
つまり、日本的な考えでは「すべてのモノに神が宿る」的な考えであるのにたいし、アメリカ的には「唯一の神がどこにでも、同時に存在する」となり、多神教と一神教の違いが浮き彫りになってきます。
ユビキタスと携帯との関係は?
”携帯電話をユビキタスに利用しよう”という動きもありますね。
具体的には、個人所有の携帯電話を財布代わりにして、お店の電子端末にかざすことでそれで買い物が出来るといった社会です。
もうほぼこうした社会は実現したと言っていいですが、アクセス制御の機能を強化することが今後の課題です。
『必要な時だけ情報を提供し、それ以外の場面では不要な情報は出さない』という徹底的なアクセス制限の仕組みを構築することが必要です。
ユビキタスについて少しはご理解頂けたでしょうか?ますます便利な世の中になりユビキタス社会が進展することを切に願います。
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