アウトローの意味とは?野球/音楽に関係?現代の使い方を簡単に解説!西部劇や映画に登場するカッコいいアウトロー!アウトローの意味って?アウトローの現代の使い方を簡単に解説!野球のアウトローは外角低め!?音楽のアウトロは曲の終わり!?アウトローと野球・音楽の関係も調査しました!
アウトローの意味とは?
「アウトロー」というと、西部劇の悪役とかならず者のイメージです。
西部劇の「アウトロー」は、荒野に住んでいて入植地に襲撃をかける犯罪者として描かれることが多いですね。
日本では、ちょっぴりやんちゃしてる人のことを「アウトローな人」と呼びます。
なんとなくカッコいいイメージですが、本来の意味を知らないとカッコ悪いですよ!
今日は、「アウトロー」について、アウトロー的に解説しますo(*^▽^*)o
英語で「outlaw」。
法の保護や秩序の外にある者。
法律を無視する人。無法者。ならず者。
元々は犯罪などにより法の保護を受けられなくなった人物を指すが、社会慣習から追放された者や、自らを主観的にアウトローと認識して振る舞う者も指す。
アウトローは英語で「outlaw」といい、「社会秩序からはみだした者・無法者」という意味です。
「out」は「法」の意味で、「law」は「外れる」という意味です。
つまり「outlaw」は「法律の枠の外」という意味になります。
「outlaw」は元々法律用語で、昔は「outlaw」と宣言されたら死刑と同義で、逃亡したら殺されていました。
「ならず者」とか「無法者」というと、アウトな人としか思えませんが、日本語のカタカナ語として「アウトロー」を使う場合は、単に「社会的に外れた者」という軽いニュアンスで用いられます。
この場合は、乱暴で無茶をしたり、めちゃくちゃなことをしたりしてカッコいいという意味合いも含まれます。
アウトローをカッコいいと感じるのは、元々の意味のアウトローを題材にした映画などの影響かも知れませんね!
アウトローの意味がよく分からないときは、「法の外」とイメージして考えましょう\(^▽^)/
アウトローの映画
アウトローという題名のつく映画はたくさんあるので、いくつか紹介します(*^^*)
①1976年製作のアメリカ映画「アウトロー」
原題は、「The Outlaw Josey Wales」。
アメリカ建国200年記念として製作された西部劇で、アメリカ南北戦争後の時代を舞台にした復讐劇です。
②2012年製作のアメリカ映画「アウトロー」
原題は、「Jack Reacher」。
ハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したアクション大作です。
街から街をさすらう元軍の秘密捜査官だった男が、たった一人で悪に鉄拳を食らわすさまを描き出しています。
トム・クルーズが主人公のジャック・リーチャーを演じています。
③2018年製作のアメリカ映画「ザ・アウトロー」
原題は、「Den of Thieves」。
犯罪が多発する米ロサンゼルスの街を舞台に、刑事たちと強盗団が繰り広げる激しい攻防を描いたアクションサスペンスです。
主演はジェライド・バトラーが務めています。
④2018年製作のアメリカ・イギリス映画「アウトロー・キング~スコットランドの英雄~」
原題は、「Outlaw King」。
スコットランドの国民的英雄として名高いロバート・ブルースが、イングランド国王に追放された後、スコットランド王位を手にするまでの戦う姿を描いた歴史ドラマです。
日本では劇場未公開で、Netflixで配信されています。
アウトローの現代の使い方を簡単に解説!
アウトローとは、「反社会的な人間」のことでしたね。
ここでは、アウトローの類義語と使い方を簡単に解説していきます(*´∇`*)
「犯罪を犯した人」という意味で、
盗人、咎人、凶漢、犯罪者、縄付き、
詐欺師、悪漢、無法者、在任、犯人
などが挙げられます。
「一般社会との間に距離を置いているさま」という意味で、
社会の枠組みから外れた、アウトサイダーの、
社会に背を向けた、一匹狼の、
などが挙げられます。
アウトローの対義語はありませんが、あえて言うなら「一般市民」「善良な市民」「堅気」「誠実な人」でしょうか。
それでは、アウトローの使い方を例文で見ていきましょう(*゚▽゚)ノ
「アウトロー的な雰囲気に憧れる若者」
「あの芸能人はアウトロー感がある」
「彼はアウトローな人で恐れられている」
「その場所はアウトローたちがたむろしていた」
「彼らはアウトローの集団だ」
「お前は本当にアウトローなヤツだなあ」
「クラスにアウトローを気取る不良がいる」
日本語のアウトローは本来のアウトローに比べると、だいぶマイルドですね^^;
アウトローは野球/音楽に関係する?
野球用語と音楽用語にも、「アウトロー」があります。
カタカナにすると同じですが、英語のスペルが微妙に違って、全く別の意味になります!
野球のアウトロー
野球の実況で、「アウトローいっぱい、ストライク!」と表現されることがありますね。
無法者のアウトローは「outlaw」ですが、野球用語のアウトローは「outlow」です。
「out」は「外」で、「low」は「低い」なので、「outlow」は「外角低め」となります。
野球のアウトローは、投手(ピッチャー)が投げた「外角低め」のコースのことです。
打者(バッター)から遠い(外角)コースで、かつ、低いコースを「アウトロー」と呼びます。
ちなみに野球用語の「アウトロー」の反対語は、「インハイ」で「内角高め」になります。
アウトローとインハイの両方とも、打者が打ちにくいコースのため、投手は頻繁に練習するコースです。
音楽のアウトロー
無法者のアウトローは「outlaw」ですが、音楽用語のアウトロは「outro」です。
アウトローではなく、「アウトロ」と音を伸ばさないので注意!
音楽のアウトロ(outro)は、「曲の終わり部分」を指します。
曲の構成で「序奏(イントロ)-間奏-終奏(アウトロ)」のように書きます。
ちなみに、音楽用語の「アウトロ」の反対語は、「イントロ(intro)」で「曲の前奏部分」を指します。
イントロの逆と考えると、イメージしやすいですね。
まとめ
今日解説した「アウトロー」の違いは以下のようになります。
outlaw:無法者。
outlow:外角低め。野球用語。
outro:曲の終わり。音楽用語。
話の文脈を読んで、どの意味で使われているか、間違えないようにしましょう!
アウトローについて、いかがでしたか?
自分らしく、アウトローな生き方をするのも良いかもしれませんねヽ(=´▽`=)ノ
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