左団扇で暮らすとは?意味や使い方・由来をご紹介!なぜ右ではなく左なの?左団扇で暮らすってどういうこと?右手(利き手)のほうが扇ぎやすいのになぜ左手なんだろう?どんな意味?どんな使い方をするの?由来はどこから来たの?今回はそんな沢山の疑問に分かりやすくお答えします!
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左団扇で暮らすとはどういう意味?なぜ右ではなく左なの?その由来は?
左団扇で暮らすとはどのような意味なのでしょうか?
「左団扇で暮らす」とは・・・
利き手でない左手に持った団扇をあおぎながら、のんびり暮らすこと。心配ごともなく、ゆとりがあって安楽に生活できることをいいます(*’▽’)
日本人は右利きの方が多いので、利き手というと右手のイメージが多いですよね!
「左団扇で暮らす」ということわざは右利きを前提として考えてください。
普通は普段使っている利き手(右手)を使って団扇をあおぐと思います。
特にとても暑い日なんかは「早く涼しくなりたい!」とパタパタ素早くあおぎますよね!(^^)!
利き手ではない左手で持つ団扇をあおぐのは右手であおぐよりもぎこちなく、ゆっくりとした動きになります。
このぎこちなくゆっくりとしたあおぎ方が、のんびりとしている様子に見えるため、余裕がありせわしなく働く必要がない、生活にゆとりがあるという意味になったとされています。
始めから左利きの人からすると、なんだかしっくりこないような気もしますが日本人は右利きの人が多いからできた言葉なんですね(^_-)-☆
利き手が右手であることを前提とします。
普段右手を使うのは働いているときですよね。ものを書いたり、食事をしたり、生活や仕事のほとんどを右手が行っています。
両手を使わなくてはいけないときは重たいものを持ったり、片手で行うような仕事よりも重労働で働くようなときです。
では、左手で行えるようなときとはどんなときでしょうか?
普段使っている右手を使うまでもない、利き手でない左手だけでも用が足せるようなとき。
つまり、一生懸命に働く必要のないときとなります。
働く必要がないということは、お金や時間に不自由していない。余裕のある暮らしができる、という一説もあります。
「左団扇で暮らす」どんな時に使ったらいいの?使い方を紹介!
ここでいくつか例文を紹介します。
●「老後は左団扇で暮らすことができるように、しっかり働きたい」
●「子どもたちが仕事に成功し、両親は左団扇で暮らしている」
●「あの小説家は昔たくさん小説が売れたので、今は左団扇で暮らしている」
というように、ゆったりと優雅に暮らしている様を表すときに使います。
わたしもいつかは左団扇で暮らせるようになりたいと願っていますが、なかなか楽をして左団扇で暮らせるようにはなりませんね(;^ω^)
若いうちに一生懸命働いて左団扇で暮らせるように子どもも一人前に育て上げないといけないなあと、ここで宝くじなんかが当たってくれると嬉しいのですが(笑)
また、「左団扇で暮らす」という一文で使うこともありますが、「左団扇」のみで同じ意味として使うこともできます。
● 「左団扇の生活にあこがれる」
●「左団扇を楽しみに働いた」
ただ、本当に意味の分かっている人にしか通じなさそうですね。
友達や職場の人と話をしていて「あの人左団扇で暮らせていいよね」なんて言い方だと、少し嫌味のように聞こえてしまうので使うときは注意しましょう。
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