鋭意の意味とは?類語や読み方・使い方(例文)は?誠意との違いも!鋭意という言葉を聞いたことはありますか?あるという人はその意味を説明できるのでしょうか??まずは鋭意の意味の説明、類語の紹介、そして使い方についても分かりやすく説明していきます。誠意と鋭意の違いにも触れていきます。
うーん、惜しいけどあとちょっとってところだにゃー
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鋭意の意味
鋭意と聞いてもなんのことだか分からない人も多いでしょう。その意味を調べてみました!!
「鋭意」は「えいい」とそのまま読みます。
意味としては「一生懸命」や「集中する」と言うように、自分が今していることに対し、がむしゃらに力を注いでいる状況を表す言葉です。
鋭いと意という漢字を用いて鋭意と読むこの言葉は自身の気持ちや感情を鋭くしぶつかっていくということで、もっと分かりやすく言えば生半可な気持ちではなく真面目に物事に取り組む様を表しています。
「頑張る」や「今やっている」などという伝わりやすい言葉はビジネスシーンでは子供っぽい表現だと馬鹿にされるかもしれません。
しかし「鋭意」と言い換えると「自分は自分のやるべきことをしっかりやっています」という印象を与え、且つ子供っぽさも払拭されるのでビジネスの場で使うには適している言葉になります。
鋭意の類語
鋭意という言葉を他の言葉に置き換えるとしたらどのようなものが出てくるのでしょうか??
専念・専心
どちらも「専」という漢字が入っており、「専らそれに集中する」という意味を持ちます。
同じ「専」を使った言葉に「専一」というものがあり、「それだけに気を付ける」「それだけに注意する」という意味を持ちます。
つまり、この3つの言葉は「それだけに取り組む」といった意味で鋭意と言い換えることができるでしょう。
精進・邁進
専念と専心が「一つの場所で一つのことに集中してあたる」という意味を持っている一方、「精進」「邁進」には「さらに進む」という気持ちを表す言葉になります。
ここで言う進むは「より良い方向に」と言うのが前提で、夢や目標に向かって突き進むという意志を表すことができます。
鋭意と誠意の違い
鋭意と誠意なんだか似ている言葉ですが、その2つにもちょっとした違いがあります。
最初に説明しましたが、鋭意とは簡単に言うと気持ちを集中して物事に励むこと、という意味を持ちます。
そして「誠意」というのは「私利私欲から離れ、相手の立場や気持ちを汲み取って正直な態度で、真心を持って接すること」という意味を持ちます。
自分のために努力するか人のために努力するかという違いがその二つの間にはあります。
鋭意の使い方
今まで鋭意とは何たるかを説明してきました。
最後に鋭意をどのように使うのか説明していきます。
鋭意という言葉を単体でそのまま使うことは少なく、「鋭意検討」「鋭意作成」など副詞的要素で使われることがほとんどです。
そして「頑張る」「前向きにやる」などポジティブな意味で使われるので「鋭意反省する」というマイナスな心情を表すには不適切な言葉になります。
「その件に関しては鋭意検討しているところです」
「お客様のご要望を参考に新商品を鋭意開発中です」
「新しい店をオープンするため鋭意準備中です」
その他にも「鋭意努力」という四字熟語で使用される場合もあります。
これは「気持ちを集中させ努力する」という意味になり、ビジネスシーンで使われることが多いです。
「お客様のご要望にお応えできるよう鋭意努力いたします」
「売り上げ目標を達成するために社員一同鋭意努力いたしております」
日常的に使える言葉ではありませんが、ビジネスシーンで頑張りたいという強い気持ちを表現する際には使用してみてください。
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