ボンボンの意味とは?チョコと金持ちどっちもある?語源や由来を調査!ボンボンの意味って?チョコレートのお菓子?それともお金持ちの家の子?どっちの意味もある?フランスのボンボンはキャンディ菓子全般!?ボンボン育ちは悪い意味!?チョコと金持ちの両方のボンボンの語源や由来を調査しました!
ボンボンの意味とは?チョコと金持ちどっちもある?
皆さんは、「ボンボン」と聞いて何を思い浮かべますか?
チョコレート?金持ち?擬音・擬態語?コミック?
「ぼんぼんりぼん」というサンリオのキャラクターもいますね。
今日は、「ボンボン」について解説していきます(o^^o)
①外側を砂糖やチョコレートで固め、中に果汁・ウイスキー・ブランデーなどを包み込んだ菓子。
フランス語で「bonbon」。
②良家の若い息子。若旦那。金持ち。
主に関西地方で、「ぼん(坊)」のやや丁寧な言い方。
「ボンボン」は擬音・擬態語?
「ボンボン」は擬音・擬態語にも使われます。
①鐘や鉄砲などが続けざまに鳴る音を表す語。
「柱時計がボンボンと鳴っている」
②繰り返して破裂したり、当たったりする際の音。
「砲弾がボンボンと破裂した」
③勢いよく次々と物事が行われるさま。活動が激しく盛んなさま。
「荷物をボンボンと投げ入れる」
「ストーブをボンボン燃やす」
「新製品がボンボンと売れる」
ボンボン(チョコ)の語源や由来を調査!
ボンボン(チョコ)とは、糖菓・キャンディの一種で、ボンボン菓子とも呼ばれます。
ボンボン菓子とは、砂糖で作られた殻の中に、果汁・ブランデー・ウイスキー・リキュールなどのシロップが入ったお菓子のことです。
元々は、アーモンドを包んだものをボンボンと呼んでいましたが、現在ではあらゆる種類のフルーツやナッツが入ります。
また、砂糖の代わりにチョコレートやフォンダンを用いることもあります。
日本では、「ウイスキーボンボン」「リキュールボンボン」「チョコレートボンボン」が特に有名です。
ボンボン(チョコ)は、フランス語の「bonbon/bon-bon」が由来です。
語源は、フランス語の形容詞「bon(ボン)」で、「良い、おいしい」という意味です。
二つ重ねて「bonbon(ボンボン)」にすると幼児語になり、「うまうま」といった意味になります。
実は、本場フランスでの「bonbon」は、キャンディ類の総称です。
フランスでは、ナッツを砂糖で包んだドラジェを始めとした糖衣菓子、一口サイズのチョコレート(ボンボンショコラなど)、キャラメル、リコリス菓子、グミ、マシュマロ、小型のキャンディ、ガムなどもボンボンに含まれます。
ちなみに、ボンボン菓子を入れるための容器はボンボニエール(bonbonière)です。
日本でいうボンボンのことをフランスでは、
- ボンボン オ ショコラ(bonbon au chocolat)
- ボンボン ショコラ(bonbon chocolat)
と言いますので、フランス旅行に行った際は気をつけましょうね!
(プラリネと呼ぶ国もあります)
日本で売られているボンボンは、色々な可愛い形をしていて、中身は味わってみるまでわからない楽しさがありますね(*^-^*)
ボンボン(金持ち)の語源や由来を調査!
「ボン」は、男児を指すスラング的な俗語で、坊や(ぼうや)、坊主(ぼうず)などの「坊(ぼう)」が語源です。
主に関西圏では、「ぼん(坊)」の丁寧語が「ボンボン」になります。
「ボンボン」という場合は、「上流家庭の子弟(のように見える人)」「家庭環境の良い男児」「資産家や金持ちの家の子供」という意味になります。
「育ちの良い子供」という意味で使われる一方で、「ぬるま湯で育った世間知らず」という悪いニュアンスで使われることもあります。
似たような意味合いで、「坊ちゃん、お坊ちゃま、お嬢様」も使われることがあります。
「彼は良いところのボンボンだから…」
「苦労知らずのボンボン育ちやなぁ…」
「これだから坊ちゃん育ちは…」
「育ちの良いボンボン」と面と向かって言われたら悪い意味に取っちゃいますね。
でも、育ちが良いことは良いことですから、言った人は羨ましい気持ちも含まれている場合も多いですよ(゚ー゚;A
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