喜望峰の意味や由来とは?地図の場所や行き方は?英語表記も解説!アフリカ大陸の南にある喜望峰、この言葉、歴史の授業の中で耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?喜望峰ってどんな意味?喜望峰の地図の場所はどこ?喜望峰への行き方は?そんな疑問にお答えします!!!
喜望峰の意味や由来とは?
喜望峰はおよそ500年前の1488年、ボルトガルの航海者である、バルトロメウ・ディアスによって発見されました。
彼は当時のボルトガル国王であるジョアン2世にアフリカ周回航路の遠征隊長として任命され、ポルトガルとアジアの貿易ルートを探す旅で喜望峰を発見しました。
喜望峰は最初、バルトロメウ・ディアスによって<嵐の岬>と命名されました。
これは喜望峰の周りの海域があまりに荒れるためだと言われています。
その後、ポルトガル国王のジョアン2世が香辛料貿易ルート短縮の航路になったことから、ポルトガルに希望を与えるという意味で<希望の岬>と改めさせています。
喜望峰の地図の場所や行き方は?
喜望峰は南アフリカ大陸の国、南アフリカ共和国の都市、ケープタウンから南へ50㎞伸びた太平洋とインド洋の二つの大海が交わるケープ半島の先端にあります。
喜望峰は人気の観光スポットですが、ケープタウンから約車で約1時間30分。
自力で行くのは難しく、ツアーを使わないとなかなか行けない観光スポットです。
日本から喜望峰に行くには、ツアーが便利です。
でも残念ながら日本からは直行便がありません。
日本から喜望峰に行くには、香港・南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグを経由して行かなければなりません。
羽田~香港 約5時間30分
香港~ヨハネスブルグ 約13時間30分
ヨハネスブルグ~ケープタウン 約2時間
ケープタウン~喜望峰 車で約1時間30分
これに乗り換えの時間を入れると、旅の工程はもっともっと長くなります。
遠い遠い場所なんですね。
喜望峰はよくアフリカ大陸の最南端と勘違いされることが多いですが、実際のアフリカ大陸の最南端は喜望峰から東南東に約150キロ離れている<アガラス岬>なんです。
喜望峰はアフリカ大陸の最南西端なんです。
間違えないように注意してくださいね!!
喜望峰の英語表記は?
喜望峰の英語表記は、<Cape of Good Hope>,ポルトガル語だと<Cabo da Boa Esperança>です。
これを日本語に直訳すると<希望岬>になります。
直訳は喜望峰ではないのですね。
どうして<希望岬>が<喜望峰>になったかの理由ははっきりとはわかっていません。
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