デトマソの意味・由来とは?ロゴマーク(エンブレム)や社名を調査!デトマソという自動車メーカーを知っていますか?何処の国の会社なのでしょうか?社名にはどんな意味が?今回はそんなデトマソについて、社名・ロゴマーク(エンブレム)の意味・由来を分かりやすく紹介します!
デトマソの意味・由来とは?
デトマソとは、イタリアの自動車メーカーのことです。
(正確にはデ・トマソと表記します)
1959年に、政治家の息子として生まれレーサーとして活躍したアルゼンチン出身のアレハンドロ・デ・トマソという方がイタリアのモデナに設立しました。(当初の社名は、デ・トマソ・アウトモビリ)
2003年にアレハンドロは亡くなり会社も解散しましたが、その後2009年11月イタリアの実業家ジャン・マリオ・ロシニューロが商標権を取得し、「デ・トマソ」ブランドで新型車を発表し、新生デ・トマソとして復活します。
創業者のアレサンドロさんの名前がそのまま会社名になっているというわけですね。
デトマソ社の車種は?
http://www.gj-cars.com
元々、アレハンドロさんはフォーミュラマシンの車台製作を本業としており、製造権他の自動車メーカーに売り込む計画であったのですが、買い手がつかず、仕方なく自社ブランドで市販化したという経緯があります。
デトマソ社が製造した車種は、ヴァレルンガ、マングスタ、パンテーラ、ドーヴィル、ロンシャンなどです。
パンテーラなどのスーパーカーも製造販売していました。
スーパーカーとはスポーツカーの一種で、(同時代のスポーツカー全般と比較して)性能が並はずれて優れていて、デザインが特徴的あるいは美しいものを指します。
1971年、ヴァレルンガ、マングスタを過去に生み出してきたデトマソは、アメリカのフォード社とタッグを組み、イタリア語で「ヒョウ」を意味するパンテーラを製作しました。
パンテーラはライバルとなるスーパーカーと比べ、価格を控え目にすることが出来たので、商業的に大成功を収めました。
デトマソ社のロゴマーク(エンブレム)や社名を調査!
デトマソ社のロゴマーク(エンブレム)はアレハンドロの母国であるアルゼンチンの国旗に使われる水色・白・水色の配色を使っています。
その配色に、古代エジプトの女神「イシス」をあらわす象形文字を組み合わせたものです。
アレハンドロは、妻イザベルのイニシャルだとも言っていたようです。
ちなみに、イザベルはイタリアの大富豪の娘であり、彼女の出資により会社も設立できたようです。
デトマソ社のロゴマーク(エンブレム)ですが、現在は商標権を取得した実業家ジャン・マリオ・ロシニューロが新生デトマソとして変更されたエンブレムにはイシスもアルゼンチンカラーも見当たりません。
創業者の想いをないがしろにしないでほしい!と思ってしまいますね( `ー´)ノ
社名については、もう説明した通り、創業者アレハンドロ・デ・トマソの名に由来します。
一時期はイノチェンティやマセラティなどのイタリアの車メーカーを買収するほどでしたが、アレハンドロの死後、会社は紆余曲折の末、中国企業に売却されました。(名前は公表されていません)
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