グラサージュの意味とは?ショコラやケーキ関係ある?作り方(レシピ)も!グラサージュとは一体何のこと?グラサージュはショコラやケーキに関係している?グラサージュはどうやって作る?家で作ることも出来る?今回はグラサージュについて、言葉の意味や作り方(レシピ)を含めて解説していきます!
お菓子の用語はおしゃれだけどよくわからないなあ…
グラサージュってどういう意味なの?
グラサージュ・ショコラの場合はチョコレート風味のソースが掛かっていることになるわね。
グラサージュの意味とは?
グラサージュとは、表面に艶を出したり、糖衣を掛けたりすることです。
ジャムを塗ったり、ソースをたっぷり掛けて覆ったりすることで艶出しをします。
主にケーキの装飾の他、乾燥防止の目的で仕上げに使われる手法です。
グラサージュは「グラッセ」が元になっている言葉で、グラッセには複数の意味があります。
- 砂糖やバターを使って具材を煮詰めること
- ケーキなどにアイシングを塗ること
- フルーツなどをシロップにつけて艶を出すこと
他にも様々な意味で使われますが、グラサージュに近いのは上記の意味です。
グラサージュと似ているものに「ナパージュ」があります。
これはケーキの上に乗っているフルーツの艶出しなどに使われる、つやつやとしたゼリー状のコーティングのことです。
グラサージュは、ショコラやケーキに関係ある?
グラサージュは、主にケーキなどの菓子類に艶のあるソースを掛けて、コーティングすることを指します。
代表的なものは、グラサージュ・ショコラというチョコレートの風味のするソースでコーティングされた、つやつやとして鏡面仕上げされたような綺麗なケーキですね。
また、SNSで話題になったミラーケーキも仕上げにグラサージュを掛けます。
ミラーケーキの独特のマーブル模様は、色の違うグラサージュを何種類か作って軽く混ぜてから一気にケーキに掛けることで生まれます。
グラサージュの作り方(レシピ)は?
グラサージュは手作りすることが出来ます。
今回は代表的なグラサージュ・ショコラの作り方を紹介します。
綺麗に作るのは難しそうに感じるかもしれませんが、高度な技術は必要なく、市販のものよりも美味しく出来るので是非お試しください。
<材料>
- 牛乳……140g
- 砂糖……80g
- ココアパウダー……30g
- 粉ゼラチン……3g
- 水(ゼラチン用)…大さじ1程度
- スイートチョコレート…70g
<作り方>
- 水に粉ゼラチンを振り入れてふやかしておく。
- 鍋にココアを入れ、牛乳を少しずつ加え混ぜて練る。
砂糖も混ぜてダマがないようによく溶かして火に掛ける。 - シリコンベラで混ぜながら沸騰するまで加熱する。
焦げないように火加減に注意しながら、とろりとするまで数十秒煮詰める。 - 火を止めて粗熱をとったら、ふやかしたゼラチンを加えて予熱でしっかり溶かす。
- ボウルにチョコレートを入れ、そこに茶こしやシノワで漉しながら鍋のグラサージュを入れる。
- チョコレートが溶け切ったら出来上がり。
グラサージュ・ショコラのレシピは、ほとんどがココアパウダーのみでショコラ風味を出していますが、チョコレートやカカオマスを入れることでより味に深見を出し、美味しく仕上げることが出来ます。
冷蔵庫で保存していたものは、少し温めるとまたゆるくなってケーキに掛けやすくなります。
プロにしか作れないと思ってたけど、自分でも頑張れば作れるんだね!
グラサージュを掛けるケーキは、ムースみたいななめらかな表面のケーキやクリームを綺麗に塗ってあるケーキだと上手に作れるわよ。
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