カチャトーラの意味や由来とは?パスタなの?ラタトゥイユとの違いも!カチャトーラってどんな食べ物か知ってますか?意味と由来を知ればカチャトーラがどんな料理か分かってきます。正体はパスタなのでしょうか?ラタトゥイユとの違いも併せてカチャトーラについて、徹底調査します!
カチャトーラってどんな意味?
カチャトーラという料理を聞いたことがありますか?あまり馴染みのない方が多いのではないでしょうか。そもそも何語なんでしょう。
イタリア語でCacciatoreと書き、「猟師風の」という意味をもつトマトベースのイタリア料理のこと
カチャトーラはイタリア料理なんですね♪
しかし、猟師風と言われてもピンときませんよね。
由来としては、狩りを終えた猟師さんが森で採れるものをささっと集めて作ったことからきているため、猟師風と言われています。
カチャトーラってどんな料理?
カチャトーラが「猟師風の」という意味を持つことは分かりましたが、実際どんな材料が使われた料理なんでしょうか。
カチャトーラには、トマト・玉ねぎ・ハーブ・ピーマンに蒸し煮した鶏肉やウサギ肉が用いられ、ワインが加えられることもあります。
このワインは地域によって異なり、南イタリアでは赤ワインを、北イタリアでは白ワインが使われたりと、その地で採れる食材を用いたバリエーションがあるようですよ。
日本のその漁港で採れたものを使って作られる、猟師飯なんかと少し似ているかもしれませんね!
しかし、ウサギ肉に馴染みが無い私達にとっては、ちょっと驚きですよね。
海外では食用ウサギが飼われ、私達が普段食べる鶏・豚・牛と同じくらいポピュラーなお肉なんです。
ちなみに、ウサギ肉は鶏肉の食感に似ていて、少し噛みごたえがあり淡泊な味です。似ているので、ウサギ肉か鶏肉で作られる訳ですね♪
カチャトーラとラタトゥイユは違うの?
トマト味の煮込み料理で、見た目もなんだか似ている料理に「ラタトゥイユ」があります。カチャトーラとは何が違うんでしょうか。
フランス料理で、夏野菜の煮込みのこと。「Touiller(かき混ぜる)」と「Rata(ごった煮)」を語源として、玉ねぎ・なす・ピーマン・ズッキーニ・といった夏野菜をにんにくとオリーブ油で炒め、トマトとハーブで煮込んで作る。ここに本文を入力
このように、ラタトゥイユはフランス料理で夏野菜を主役にした料理で、サイドメニューとして出てくることが多いです。
対して、カチャトーラはイタリア料理で、主役は鶏肉やウサギ肉などでメイン料理の一つとして出てくることが多いです。
二つの料理は、見た目はなんとなく似ているかもしれませんが、違う料理だという事が分かりますね!
カチャトーラの作り方は?自宅で簡単に作れる?
ここまでカチャトーラについて説明してきましたが、ウサギ肉が入っていたりとなんだか難しそうな気がしますよね?でも実は、自宅でも鶏肉を使って簡単に作れるんです!
材料(4人分)
・鶏肉…2枚
・トマト缶…1缶
・玉ねぎ…1個
・にんにく…1かけ
・塩コショウ…少々
・オリーブ油…大さじ1
・白ワイン…50CC
作り方
①鶏肉は1口大に、玉ねぎ・にんにくはそれぞれみじん切りにしておく。
②鍋にオリーブ油を熱し、鶏肉に塩コショウをして焼き色がつくまで焼き、取り出す。
③余分な油脂をふき取り、玉ねぎとにんにくを加えて玉ねぎがきつね色になるまで炒める。
④焼いた鶏肉を戻し入れ、白ワインを加えて煮詰める。
⑤トマト缶を加え、ふたをして15分ほど煮込んで完成。
如何でしょうか?とっても簡単なので、すぐマネできちゃいそうですよね!
そのままでも勿論ですが、つけあわせにパンやパスタを添えたり、ご飯にかけても美味しいですよ♪
皆さんも是非、カチャトーラを作ってみてくださいね!
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