ガレットとは?意味やクレープとの違いは?そば粉を使う料理なの?ガレットというのはどんな料理か知っていますか?クレープと似ているものですが、甘い料理なのでしょうか?その違いは何でしょう?ガレットはそば粉を使っている料理って本当?などの疑問について見ていきましょう♪
ガレットとクレープの意味とは?
クレープは最近ではどこでも見かける定番スイーツ♪
といった感じですよね^^*
私も大好きなスイーツです♪
特にクリームたっぷりのクレープなんて、もぅ最高ですね♪
でも、ガレットというのはあまり知らない・・・
という方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな2つの意味について紹介していきます♪
ガレット
フランス語で「Galette」
フランス北西部の郷土料理
そば粉・水・塩などで混ぜて寝かせた生地を専用の鉄板に注ぎ、円形に伸ばしたあとに正方形の形に折りたたみ整えるもの
「円く薄いもの」を意味するが、特にそば粉のガレットを指すことが多い
ということです!
さっそくそば粉が登場してきましたね!
その意味は次の項目で解説していきます♪
クレープ
フランス語で「Crepe」
パンケーキの1種でフランス北西部のブルターニュが発祥の料理
小麦粉に鶏卵・牛乳・バターなどを入れる甘い生地のもの
もとになったのは、そば粉で作った薄いパンケーキのガレットという料理
こちらは私たちもよく知っているあま~いクレープですよね!
でも実はそのもととなったのが、そば粉で作られた「ガレット」だったんですね^^!
ではその詳しい内容をこのあと見ていきましょう♪
ガレットとクレープの意味と違いは?そば粉を使う料理?
ガレットとクレープがどんなものか見てきましたが、その始まりはどういったものだったんでしょう?
ガレット
ガレットブルトンヌというブルターニュ風のガレットがあります。
フランスの北西部のブルターニュ地方発祥のそば粉でつくられるガレットです。
おもに小麦粉でつくられるクレープのもとになったと言われるのがこのガレットなんです^^!
そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を熱した平鍋やガレット専用の鉄板に注ぎ、コテで薄い円形に伸ばし正方形に折りたたみ完成♪
クレープは両面を焼くのに対してガレットは片面のみを焼く料理です。
そこに生ハムなどの肉類や魚介類・チーズ・鶏卵・サラダなどで飾って完成させるものです。
卵は焼いている途中に生地の上に落とし込み目玉焼きのようにして火を通していきます。
ブルタン語(ブルターニュ語)では「クランプーズ(Krampouz)」といい、語源的にはゲール文化との関わりが強いと言われています。
ブルターニュ地方は雨が多く小麦の育成には不向きな土壌で痩せた土地でした。
ここに中国産のそばがイスラム諸国を経由して十字軍により植えられました。
その後充分に育つ作物として認められるようになっていきます。
貧しい農家や、労働者は近代初期までそばを利用したガレットなどを主食にしたと言われています。
伝統的なガレットは食事用の味付けなため塩味でしたが、現在は種類も豊富になったと言われています。
小麦粉が生産に向いていなかったために、その場に適応していたそばが使われるようになったんですね!
昔の人の適応力というのにはいつもおどろきです^^!
クレープ
クレープができたのはガレットの後です。
伝説では、スペイン王フェリペ3世の長女でルイ13世の妻であったアンヌ王妃がルイ13世とともにブルターニュ地方に狩りに訪れました。
そのときに現地の庶民が食べていたガレットを偶然食べて気に入ったことから、宮廷料理に取り入れたといわれています。
その際に、生地はそば粉から小麦粉に変更され、水と塩だけだった生地に鶏卵やバター・牛乳・砂糖などが加えられてクレープの生地へと変化していきました。
名前も焼いた際にできる焦げ模様が縮緬(ちりめん)を連想させることから
「絹のような」という意味の
「クレープ」とよばれるようになったといわれています。
いかがでしたか?
2つの違いについて紹介してきました^^*
ガレットはそば粉を使用した食事系の塩味料理
クレープは小麦粉生地でデザート系の甘い料理
いろいろな種類ができてきて今ではガレットにも甘いデザート系のものや、クレープにも野菜などをトッピングした食事系のものがあります^^♪
しかし基本的にはそば粉のものは「ガレット」
小麦粉のものは「クレープ」
と分類されるのが多いようです^^!
みなさんも一度作ってみてはいかがでしょうか?
7889
2527