つみれ/つくね/肉団子の違いと由来(語源)は?作り方や具材で呼び方が違う?つみれ・つくね・肉団子・・・鍋や、焼き鳥屋さん、お弁当などで目にすることが多いですよね!全部丸い形をしていますが、その違いって?名前の由来(語源)や作り方や具材で呼び方が違うの?といった疑問を解説します!
つみれ/つくね/肉団子の違いと由来~作り方や具材~
寒くなって来る時期に、お鍋や汁で食べたくなる「つみれ」
焼き鳥屋さんで定番の「つくね」
お弁当のお供にピッタリの「肉団子」
見た形の似ている3種類ですが、いったいどんな違いがあるのか知ってますか?
実は作りかたに違いがあった!
今回はそんな3つの違いを紹介します!
つみれとは・・・
一般的につみれは、魚肉のすり身に卵や片栗粉などをつなぎとして混ぜて少しずつ摘み取って、団子状にしたものを汁に入れて煮た料理。
とされています。
その語源(由来)は、練った生地を手やスプーンなどで摘み取って汁に入れることからできた名前。
「つみいれ(摘み入れ)」が変化した言葉になっています。
摘み入れるという言葉から「つみれ」
わかりやすいですよね^^!
つくねとは・・・
では次に、つくねとはなんでしょう?
つくねとは、鶏や豚肉・魚肉などのすり身に卵や片栗粉などのつなぎを入れて団子状や棒状にしたもの。
とされています。
その語源(由来)は、こねて丸めるという意味の動詞「つくねる(捏ねる)」の連用形を名詞化した言葉のこと。漢字では「捏ね(つくね)」と書きます。
さぁ、ここまできて、疑問に気づいた方はいますか?
・・・そう!
つみれもつくねも材料が一緒!
つくねにも魚肉が使われることがあるんです!!
ではいったい何が違うんでしょう?
その違いは・・・「作り方」なんです!
イワシや魚のすり身を用いることが多いため魚介類の原料にしたものが「つみれ」
鶏肉などを用いたものが「つくね」
と誤解させることが多いのですが、
指先やスプーンで生地を摘み取って煮汁等に入れるのが「つみれ」
生地をあらかじめ成形したものが「つくね」
であり、材料の違いではない!
ということです!
事前に成形しているかしていないかの違いだったんです!
こうしたことから、「つみれ」と「つくね」を総称して
「丸(ガン)」と呼ぶこともあります。
わたしもてっきり魚肉が「つみれ」だと思っていた側でした!
これは勉強になります^^♪
肉団子とは・・・
最後に、肉団子とはなんでしょう?
「つみれ」「つくね」と似てこちらも丸いですが・・・
肉団子は、ミートボール(英:meatball)
ひき肉につなぎと調味料を入れて混ぜ合わせて丸く成形してから加熱して作る料理のこと。
これを日本語呼びしたものが「肉団子」と呼ばれる。
他にも「ミンチボール」や「メンチボール」といった呼び方もある。
このミートボールは似た料理が世界各国でつくられていますが、その材料や味付け、加熱方法は国によってさまざまなとくちょうがあります!
世界のミートボール(肉団子)
さきほど上記でお話したとおり、肉団子には世界各国でさまざまな呼び方があります。
どんな呼び方なのか少しご紹介します♪
スウェーデン | ショットブラール(kottbullar) |
---|---|
オランダ | ヘハックトバル(gehaktbal) |
スペイン・メキシコ | アルボンディガ(albondiga) |
イタリア | ポルペッティーネ(polpettine) |
インドネシア・マレーシア | バクソ(bakso) |
アメリカ | ミートボール(meatball) |
中国 | 肉丸(ロウワン) |
香港 | 爆ジャン牛肉(バオジャンニュウワン) |
台湾 | 頁丸(コンワン) |
材料や、加熱方法は違いますが、日本の「肉団子」
と似ている料理は世界各国にたくさんあるんですね♪
その国ごとの味があってたのしいですね^^♪
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