音読みと訓読みの違いとは?見分け方や意味は?熟語の組み合わせも解説!漢字には、音読みと訓読みがありますよね。その違いや見分け方、そして意味を知っていますか?音読み同士・訓読み同士また音訓の組み合わせの熟語についても徹底解説いたします!漢字って面白い!そんな感覚をお届けいたします。
漢字の音読みと訓読みの違いってどんなこと?見分け方や意味は?
音読みと訓読みの違いと意味
漢字の読み方には、「音読み」と「訓読み」の2通りがありますよね。
では、この音読みと訓読みどう違うのでしょうか?
音読み=元は中国語由来の発音で、読んだだけでは日本語として意味がわかりにくい、通じにくい読み方
例)山→サン、川→セン、遊→ユウ
訓読み=漢字の意味を日本語の発音で読むので、音を聞いただけでも意味が通じる読み方
例)山→やま、川→かわ、遊→あそ(ぶ)
このように音読みは中国語読みでカタカナ表記、訓読みは日本語読みでひらがな表記となります。
中には、イレギュラーでひっかけ問題のような区別のつきにくい場合もあるので注意が必要ですが、そこが面白いところですね。
音読みと訓読みの見分け方
音読みと訓読みの意味がわかると見分け方も一部を除いて簡単です。
前項で解説しましたように、意味が通じにくい方が音読みで、訓読みは意味が通じる読み方でしたので、そこを留意して見分けましょう。
音読みと訓読みの例を表にしました。
※訓読みは送りかながつく場合があります。
漢 字 | 音読み | 訓読み |
晴 | セイ | はれ |
雨 | ウ | あめ |
空 | クウ | そら |
花 | カ | はな |
光 | コウ | ひかり |
最 | サイ | もっとも |
雌 | シ | め・めす |
若 | ジャク | わかい |
見分け方がが難しい漢字の例は下記です。
難しいですが、区別つきますか?
漢 字 | 音読み | 訓読み |
一 | イチ | ひとつ・かず |
肉 | ニク | しし |
絵 | カイ・エ | |
駅 | エキ | うまや |
丼 | タン・トン | どん |
熟語の音読みと訓読みの組み合わせ
漢字が2個以上くっついて熟語となりますよね。
例えば、二字熟語の場合、組み合わせは「音+音」・「音+訓」・「訓+訓」・「訓+音」になります。
では、突然ですが問題です!
下記の二字熟語はどんな組み合わせでしょうか?
答えは最後にあります。
- 青空
- 陶酔
- 本音
- 夕飯
- 道路
音読みと訓読みの組み合わせを重箱読みと言います。
重箱は、ジュウばこと読むからです。
逆に訓読み+音読みは湯桶(ゆトウ)読みと言います。
ちなみに同じ熟語でも読み方が変えると意味が変わる熟語があります。
例えば、
色紙(いろ+がみ・シキ+シ)や人気(ひと+ケ・ニン+キ)など多くの熟語に見られます。
見分け方が難しくてややこしいですが、これが漢字の奥深さです。
わからないから調べる、わかると面白いにつながってきます。
今やインターネットですぐに調べることができて便利な世の中ですが、漢字辞典を開いてみると漢字の世界が広がりますよ。
音読みと訓読みも感じの奥深さを知ることができるので漢字をかみ砕いて読んでみましょう。
日本語には漢字が欠かせませんよね。
どんなことでもそうですが、楽しく知ることが面白いを生み出すと思います。
先ほどの問題は、ちょっと簡単でしたがわかりましたか?
答えはこちらです↓↓↓
- 青空(あおぞら)訓+訓
- 陶酔(トウスイ)音+音
- 本音(ホンね)音+訓
- 夕飯(ゆうハン)訓+音
- 道路(ドウロ)音+音
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