nullの意味とは?プログラミングや数学・エクセルでの使い方を調査!nullの意味とは?プログラミングを習うと出てくるIT用語。意味が分からない人、多いのでは?プログラミングや数学・エクセルでの使い方を調査してみました!解説を読んで理解しよう!くろちゃん先生よろしく!
nullの意味とは
ネット社会になり、プログラミングも小学生から習うという話が出ています。
そこで、プログラミングには必ずデータベースという言葉が出てくると思いますが、さらにnullという言葉も出てきます。
nullの意味とは何でしょうか?
英和辞書にはこう書かれています。
- 無効の
- 価値のない
- (数)<集合が>零の、無の,【電算】空の
意味を見ても、ITに全然つながりません(´;ω;`)
それでは、まずデータベースを例にnullを解説しましょう。
そもそもデータベースの意味を知っていますか?
データべースとは「特定の条件に当てはまるデータを集めて、形成した情報の固まり」になります。
例えば住所録で見てみましょう。
住所録には「名前」「住所」「電話番号」が記載されていたとします。
上記の項目の条件を元に複数のデータを集めて住所録ができるのですね。
データベースをすることで、ぬまくんの住所だけでなく、くろちゃんの住所など
- 「複数のデータをまとめて管理できる」
- 「目的のデータを瞬時に取り出せる」
- 「簡単に編集できる」というメリットがあるわけです。
くろちゃんの住所に変更があれば、くろちゃんのデータを取り出してきて、パッと変更すればいいですもんね☆
しかし、このデータベース(住所録)も最初はまったく何もない空の状態です。
それをnullというのです。
データベースがnullになっている場合「からっぽの状態」、つまり住所録の言葉すらない状態を言います・・・。分かりにくい?(^^;)
云わば、勉強しようとして机にノートすら用意していない状態ということですね。(さほど変わらない?;)
プログラミングのnullの意味
プログラミングでもnullは一緒で、何も設定されていない値のことを言います。
プログラムはプログラミング言語を使うことで、コンピューターに命令を掛けることができます。
『MOVE A TO B』(←COBOL言語)とすれば『Aの内容をBにコピーしなさい』とかね。
そしてプログラムの世界には変数というものが存在します。
変数とは「数値や文字などを入れる入れ物」のことです。
通常のパソコンは32ビットでしょう。
その変数のアドレスが0.0.0.0の状態のことを言います。
ちょっと違うんですね~。
数字の「0」はデータになりますので、nullではありません。
使い方として例を見ていきましょう。
そうすると分かりやすいかな?
プログラミングのnullの使い方
【null pointer=ヌルポインタ】
pointer(ポインタ)はプログラミング言語に用意されている特殊なデータ型(変数)のこと。
ヌルポインタはメモリアドレスを格納するポインタが、どこのアドレスにもない特殊な状態のことです。
先ほど言ったアドレスが0.0.0.0の状態のことですね。
インターネット掲示板で「Null Pointer Exception」という「ぬるぽ」が出たことないですか?
これは「プログラム値を設定していないパーツに対して、何か操作を行おう」として発生するエラーです。
数学のnullの使い方
数学でもnullが存在します。
部分空間を勉強した時に出てくるでしょう。
『null vector=ヌルベクトル』がそうです。
二次空間(二次形式(q)を備えたベクトル空間(x))においてq(x)=0を満たす非零元x ∈ Xのことを言います。
ベクトルとは「空間の大きさ、方向を持った量」のこと。
下記は図解になります。
【参照元】https://kuro-numa.com/wp-content/uploads/2019/04/page1-600px-Conformalsphere.pdf-300×300.jpg
エクセルのnullの使い方
エクセルを使っている時にも「null」って出てくるんですよね。
エラーとして(゚Д゚;)
「#NULL!」って出てきません?
出てきた瞬間、キーってなっていませんか(笑)?
エクセルで関数を入力した時に「結果を評価でいない式を入力した場合」に出てきます。
原因は「指定した複数のセル・セル範囲において共通部分が存在しない」からです。
例えば、セルA1からセルA5の数値の合計をセルA6に入力したい場合。
関数をA6に入れれば簡単ですよね。
=SUM(A1:A5) |
というように。
ところが下記のように
=SUM(A1 A5) |
「:」が抜けていた場合、エクセルは「セル範囲が分からん!」とエラーを出すわけです。
こちらを直すのは簡単ですよね。
A1とA5の間に「:」をつけたらエラーが消えます。
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