カラオケの語源とは?デンモク/dam/18番/747の由来は何?日本が発祥とされるカラオケですが、その語源を知っている人は少ないのではないでしょうか?今回はカラオケの語源だけでなく、デンモク、dam、18番、747といったカラオケに関係する言葉の由来について詳しく調べていきます。
今回のテーマはとても楽しそうで嬉しいわん♪
カラオケの語源とは?
まずはカラオケの語源について詳しく説明していきたいと思います。
「カラオケ」というのは、歌謡曲などの伴奏のみを演奏し、利用者がその音楽に合わせて歌えるようにした機械、またはその機械を使って歌うことを指します。
「カラオケ」の語源は、「空オーケストラ」からきており、ラジオ放送局で働いていた人たちの間で自然とそう呼ばれるようになったようです。
歌手のみを局に招いて歌を放送する際、いちいちバック演奏をする演奏家を集める手間を省くために、「歌を抜いた楽団演奏」つまりは「歌が空のオーケストラ」をテープに録音しておいたのです。
このテープのことを「空オーケストラ・テープ」といい、それが略されて「カラオケ」と放送局の関係者の間で呼ばれるようになりました。
カラオケに関する言葉の由来とは?
次は、カラオケに関する言葉「デンモク」「dam」「18番」「747」の由来について説明していきます。
デンモクの由来とは?
「デンモク」というのはカラオケボックスにあるタッチパネルで曲を予約することができる機械のことを言います。
正式名称は「電子目次版(でんしもくじばん)」と呼ばれるタッチパネルで、それを略して「電目」、そして「デンモク」という言葉が生まれました。
カラオケメーカーである「第一興商」の製品名になるので、正確には他社メーカーのタッチパネルのことをデンモクとは言わないようです。
因みに、ライバル会社の「エクシング」が展開しているタッチパネルのことは「キョクナビ」と呼び、デンモクとは異なってきます。
damの由来とは?
「dam」とは「Daiichkosho Amusement Multimedia」の頭文字を取ったもので、第一興商が運用する業務用の通信カラオケのシリーズのことを指します。
1994年に発売開始され、1996年の3月までに業界シェア首位の地位を確立し、それ以降現在まで一貫して業界の首位を走っているシリーズとなります。
特徴としては、他の機種に比べて洋楽の配信数が圧倒的に多いです。
しかし全体の配信曲数は少なく、特定ジャンルやマイナー楽曲に弱い面がありますが、それでも23万曲以上の楽曲を配信しています。
18番の由来とは?
「18番」とは最も得意な芸や技のことを指します。
カラオケの場合ではうまく歌える曲のことを言い、「じゅうはちばん」や「おはこ」と呼ばれる言葉です。
江戸中期の歌舞伎から出た言葉で、七代目市川団十郎が市川家代々の芸である十八種類を選定した「歌舞伎十八番」もしくは「歌舞伎狂言組十八番」と呼ばれるものを1832年の3月に発表したことでこの言葉は世に定着しました。
因みに「十八番」を「おはこ」と読むようになったのには2つの説があります。
「歌舞伎十八番」の台本を箱に入れ大切に保管していたからという説が一つ目。
箱の中身を新作と認定する鑑定家の署名を「箱書き」といい、芸の認定がされたという意味から「おはこ」になったとする説が二つ目です。
747の由来とは?
「747」とは「カラオケルーム747」という東京にあるカラオケ店の名前の略称です。
1973年に開店した「パブ747」が名前の始まりなんです。これは想定ですが、時期的にボーイング747から名前を取っていると思われます!
知らなかったわん!
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