引き合いの意味とは?ビジネスや営業での使い方は?貿易や取引にも関係?ビジネスや営業の場面で使われる引き合いという言葉をご存知ですか?今回はその意味について説明していこうと思います。貿易や取引にも関係したこの引き合いという言葉がどのようなものなのか徹底的に調査していきましょう!
あれ?くろちゃんどうしたの?
引き合いは綱引きとは関係ないことだにゃん!
Contents
引き合いの意味とは?
引き合いとはどういった意味を持つ言葉なのでしょうか?
「引き合い」には2つの意味が存在します。
①顧客に新たな顧客を引き合わせてもらう。
取引のあるユーザー、つまりお客様から、新たなお客様を紹介してもらうということです。
「引き合い」もしくは「引き合わせ」という言い方をし、新しい顧客を獲得していく営業方法の一つとなります。
②参考事例のために引き合いに出す。
営業の際に商品やサービスをアピールする場合、他のユーザーが購入してくれたという事例を挙げるなど、商談をまとめる時に使用される「引き合いに出す」という意味があります。
商談を行っている企業のライバル会社などを引き合いに出し、相手をのせるための心理効果を狙った営業法の一つとなります。
貿易での引き合いの意味とは?
貿易取引での「引き合い」とは、興味のある商品を購入するにあたり、価格や取引条件などを問い合わせることを意味します。
メーカーや商社などでは、相手からの問い合わせのことを「引き合いが来ている」もしくは「引き合いを受けている」といった表現をします。
因みに、貿易の取引交渉での「引き合い」は、一般的に商品の見積もり、生産可能数量、船積み時期の問い合わせや、商品の価格表及びサンプル送付を依頼することです。
引き合いの使い方とは?
それぞれのシーンに分けて、引き合いの使い方を紹介していこうと思います。
取引の依頼や問い合わせの確認での引き合いの使い方とは?
先ほども説明しましたが、「引き合い」とは人と物を繋げる時に使用し、取引に入る前に注文についての問い合わせをすることを意味します。
商品の注文が殺到している場合には
- 引き合いが強い。
- 引き合いが殺到する
といった表現をする場合もあります。
「人気商品の引き合いが殺到しているため、生産が全く追いつかない。」
「人気芸能人がテレビで紹介した商品への引き合いが殺到している。」
過去の事例を比較、参考にする時の引き合いの使い方とは?
「過去の事例を引き合いに出す」という場合は、現在の物事と過去の事例の間に、何かしらの共通点があることになります。
説明を行う際に、過去の事例を比較し証拠として出すときに使用されます。
今回の内容の真偽を確かめるために、過去の資料などを用いるのです。
「過去の実験を引き合いにし、今回の実験が成功するかを判断する。」
「その計画案については、前例を引き合いに出し、再度検討する必要がある。」
仲を取り持つときの引き合いの使い方とは?
「引き合い」には「仲を取り持つこと」という意味があると紹介しました。
これは、人と人、会社と会社だけの話ではなく、霊的な物の巡り会わせに対しても使用できます。
ここで言う霊的な物とは、幽霊の類だけではなく、運命といった目に見えない物全てを指します。
「以前引き合わせた友人の結婚が決まり、とてもめでたく思う」
「こうして彼女と出会えたのは、運命が引き合わせてくれたとしか考えられない。」
会話の流れが分かっていると、どんな意味で使われているかはすぐにわかるにゃー!
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