恍惚の意味とは?類語表現や読み方を紹介!使い方を例文で超簡単に紹介!恍惚という言葉を聞いたことがあるでしょうか?今回は恍惚をテーマにその意味について調べていきます。そもそもの話、恍惚の読み方は何なのか、類語表現、そして使い方を例文と共に超簡単に紹介していきたいと思います。
もしかして違ってたわん?
恍惚の意味とは?
恍惚とはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
まず最初に、「恍惚」とは「こうこつ」という読み方をする言葉です。
「恍惚」という言葉には3つの意味が存在しています。
- 物事に心を奪われ、うっとりとするさま。
- 意識がはっきりとしないさま。
- 老人の病的に頭がぼんやりとしているさま。
一般的には1番目の「うっとりとするさま」という意味で使用されることが多いと思います。
しかし、他の2つの意味を知らないと会話をしている時に戸惑う場面が出てくるかもしれませんので、覚えておくといいでしょう。
ちなみにですが、「恍惚」の「惚」という漢字には知覚が鈍くなるという意味の「呆け」や「惚け」という言葉に使われる漢字なので覚えやすいでしょう。
恍惚の類語表現とは?
恍惚という言葉の類語表現にはどのような言葉が当てはまるのでしょうか?
- 陶酔 :うっとりとその境地にひたること。
- 夢中 :一つの物事に心を奪われて我を忘れること。
- 無我夢中 :物事に心を奪われて我を忘れた状態になること。
- 傾倒 :人、主義、または思想などに感服し、心を寄せること。
- のめり込む :のめるようにして入り込むこと。
- 没頭 :他をかえりみずに、一つのことにだけ熱中すること。
- 熱中 :他のことを忘れ、一つのことに心を注ぐこと。
- 耽る :一つの物に夢中になること。
- 没入 :没頭すること。
- 有頂天 :とあることに夢中になり他をかえりみないこと。
- エクスタシー:気持ちがよくて我を忘れてしまう状態のこと。
他にも似たような言葉はたくさんあるので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょう。
恍惚の使い方とは?
恍惚という言葉の意味を理解しても、使い方を知らなければ意味がないと思います。
なので、最後に恍惚の使い方を例文を挙げて紹介していきますね。
「彼は有名な画家の絵画を鑑賞して恍惚な表情を浮かべている。」
「有名なオーケストラ楽団の演奏を恍惚として聴いていた。」
「彼女が歩くだけで人々は恍惚とした表情を浮かべている。」
「美しい景色を前にした彼女は恍惚の表情を浮かべた。」
「めまいがするような恍惚感に襲われ、困惑する。」
「ひったくり犯を取り押さえた自分に、周囲の人間は恍惚とした眼差しを向けた。」
恍惚のまとめ
「恍惚」とは「こうこつ」と読む言葉です。
- 物事に心を奪われ、うっとりとするさま。
- 意識がはっきりとしないさま。
- 老人の病的に頭がぼんやりとしているさま。
という3つの意味がある言葉で、基本的にはうっとりとするさまという意味で使われることが多いです。
類語には「陶酔」「夢中」「熱中」といった何か一つのことにのめり込むさまを表す言葉があてはまります。
他にもたくさんの類語があるようなので気になる方は調べてみてくださいね。
「恍惚」の使い方としては、「恍惚とした」「恍惚の表情」「恍惚感」といったような言い回しができます。
「恍惚」は日常会話でも使えるような言葉なので、一度使ってみてはいかがでしょうか?
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