真実の口とはマンホール!?日本のレプリカの場所は?ローマの休日の怖い伝説で有名!あの有名な真実の口がマンホールで、ローマの休日に関係のある怖い伝説があるなんて驚きです。本当にマンホールとして使われていたのか、ローマの休日にどんな関係があるのか、怖い伝説とは何なのかも解説します!
Contents
真実の口はマンホール!?
真実の口とは、ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁にある、海神オーケアノスの顔を刻んだ石の彫刻のことです。
元々は、古代ローマで、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の柱廊玄関にあった下水道のマンホールという説が有力とされていて、フォロ・ボアリオ地区の寺院内にあった集水器の覆い(カバーのこと)であったと考えられています。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会ってなに?
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会は、真実の口が聖堂にあることで有名で、典型的なバシリカ建築で、鐘楼はロマネスク様式を模しています。
床はコズマーティ様式の大理石モザイクで飾られ、中央の合唱席と説教台、ビザンチン様式の特徴を残す内陣との仕切りの障壁(イコノスタシス)、その奥の主祭壇とその天蓋や背後の窓、ゴシックの大理石の装飾やゴズマーティ装飾の抑制された華やかさが好ましい印象を与れます。
被災した聖堂の木造小屋組のトラス構造の屋根部分は焼失してしまってる箇所が多いですが、サン・マリア・イン・コスメディン聖堂は当時のまま残っていることから貴重とされているんです!
入り口右手にあるお土産売り場の壁には3世紀まで遡る美しいモザイク壁画がありますよ(*´▽`*)
真実の口が日本にレプリカがある?場所はどこなの?
実は日本国内には、真実の口のレプリカが多数存在しています!
神奈川県小田原市の小田原駅前東通り商店街や、大阪市には、複数の箇所に真実の口レプリカが存在しているんです。
都島区の新京橋商店街の入り口にも、実物よりもかなり大きいレプリカが設置されていますし、西伊豆沼津市の獅子浜ビーチの海底にもレプリカが設置されています。
すごいところに設置されていますよね・・(笑)
みなさんは知っていましたか?
真実の口はローマの休日の怖い伝説に関係があるの?
既にご存知の方も多いでしょう。
あの映画史に残る名作「ローマの休日」と、真実の口の関係についてです。真実の口の怖い伝説がどのように関係あるか調べていきます。
ローマの休日とは?
ウィリアム・ワイラーが製作・監督した。イタリアのローマを表敬訪問した某国の王女と、彼女が滞在先から飛び出し一人でローマ市内に出て知り合った新聞記者との切ない24時間の恋を描いています。
ヨーロッパきっての古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問中で、最後の滞在国であるイタリアのローマで、王女は密かに城を抜けだします。
城を抜けだした後、路傍のベンチでうとうとしてしまいますが、そんな所を通りかかったのが、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレー。見かねて介抱するうち、いつの間にか王女はジョーのアパートまでついて来てしまいます。
翌日、彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをものにしようと、職業を偽り、友人のカメラマンであるアーヴィングの助けを得て、お忍びデートをしていき・・・というあらすじです。
真実の口の怖い伝説って?
真実の口には、手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時に手が抜けなくなるとされていて、あるいはその手首を切り落とされる、手を噛み切られるという伝説があります。
真実の口とローマの休日の関係は?
真実の口は、映画『ローマの休日』のワンシーンで使われています。
オードリー・ヘップバーン演じるお忍びで過ごしている王女アンと、グレゴリー・ペック演じる、王女アンの大スクープを掴もうと企む新聞記者ジョー・ブラッドレーのお忍びデートのワンシーンに使われています。
デート中に、ジョー・ブラッドレーが真実の口に手を入れ、出してみると手が無くなっていたという怖い伝説になぞらえた演技をして王女アンを驚かせます。
この演出がきっかけで、現在はローマの有名な観光スポットになっているんですよ♪
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