ガツの部位は内臓?!焼き鳥じゃなくて豚?!ミノとの違いやカロリー・栄養も紹介!ガツは豚肉の内臓?ガツはどこの部位?ガツは焼き鳥じゃなくて焼肉なの?ガツは低カロリーで高タンパク!?ガツのカロリーと栄養も紹介!ガツとミノの違いはあるの?豚ガツ芯って?ガツについて簡単に解説します!
ガツの部位は内臓?!焼き鳥じゃなくて豚?!
居酒屋さんや焼肉屋さんのメニューで見かけることがある「ガツ」。
精肉店やスーパーでも扱っているので、自宅で炒め物にしたことがある方もいるかもしれません。
独特の歯ごたえの食感が人気で、「ガツ刺し」や「豚ガツ煮込み」がおいしいんですよね!
そんな「ガツ」ですが、何の肉で、どの部分か知っていますか?
今日は、「ガツ」についてガツンと解説していきます!
英語で内臓の意の「gut」に由来する。
(料理用の)牛の第一胃。豚の胃についてもいう。
ガツは、英語で「消化管・腸」と言う意味の「gut」の複数形で、「内臓・はらわた」を意味する「guts」に由来しています。
英語での「gut」は、動物全般の消化管や内臓のことを指します。
食肉業界の用語の「ガツ」は、もつ焼きなどの豚の胃袋のことです。
ご存じの通り、牛の胃袋も食用として流通していますね。
牛の第1胃袋も「ガツ」ですが、「ミノ」という呼び方があるため、牛にはあまり用いません。
ホルモン(内臓)の一種であるガツは、豚の胃袋のことだったんですね!
焼き鳥屋さんにもガツがあることがあるので、焼き鳥かと思っていました…
ガツのカロリー・栄養は?
ガツは、脂質が少なく、高タンパクで低カロリーのヘルシーな部位です。
ガツの栄養成分(100gあたり)
カロリー | 121kcal |
たんぱく質 | 17.4g |
脂質 | 5.1g |
ビタミンB12 | 0.23mg |
ナイアシン | 2.9mg |
鉄 | 1.5mg |
亜鉛 | 2.4mg |
銅 | 0.19mg |
ガツのカロリーは100gあたり121kcalです。
100gのご飯のカロリーが168kcalなので、低カロリーの部類と言えます。
栄養素では、主に以下のビタミンやミネラルを多く含みます。
- 認知症などに効果が期待できるビタミンB12
- 妊娠中に必要な葉酸・新陳代謝を促進するナイアシン
- 貧血予防が期待できる鉄
- 肌や髪の毛の新陳代謝を促進する亜鉛
- 美肌作りに必要な銅
ガツの食感は少し硬めで、ミノや鶏の砂肝のようなコリコリとした歯ごたえが楽しめます。
ホルモン特有の臭みやクセが少なく、脂が少ないのであっさりと食べやすい味わいですよ♪
ガツとミノとの違いも紹介!
上の項目でも述べましたが、ガツとミノは同じものです。
しかし、豚の胃をガツ、牛の胃をミノ、と使い分けられていることが多いです。
豚の胃=ガツ
牛の胃=ミノ
と覚えておきましょう!
ちなみに豚ガツは、国産豚のボイルであれば業務用卸売価格600円/㎏前後から、生のガツは1,000円/㎏前後から流通していますよ♪
豚ガツ芯とは?
豚ガツ芯(豚上ミノ)とは、ガツの中でも食道に近い部分のこと。
ガツ芯は、一頭の豚からわずか60gしか取れない最高級品なんです!
ガツより肉厚でふっくらと柔らかく、牛ミノよりあっさりしてクセがないとされています。
ガツについて、いかがでしたか?
ガツの存在を知らなかった方は、見かけたらぜひ食べてみてくださいね!
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