ホーミーの意味とは?ラップで使う?ヒップホップ(hiphop)用語を調査!ホーミーの意味とは?モンゴルの伝統的歌唱法?高音と低音を同時に出すなんてすごい!どうやって発声してるの?素人の発声練習は危険?ホーミーはラップでも使う?ヒップホップ用語のホーミーの意味も調査しました!
ホーミーの意味とは?
皆さんは、モンゴルの伝統的歌唱法「ホーミー」を聞いたことがありますか?
ホーミーは、低いうなり声と高い笛のような声が同時に聞こえてきて、とにかくすごすぎですよね!
今日は、「ホーミー」について解説していきます♪
モンゴル語で「Хөөмий (Khöömii, ᠬᠥᠭᠡᠮᠡᠢ)」。
フーミーとも呼ばれる。
モンゴルの伝統的な歌唱法。
うなり声のような低い声(ドローン音)と、非常に甲高い声(メロディー音)の2つの音を同時に発声するモンゴル民謡特有の倍音唱法。
口にあてて弁を振動させることで音を出す楽器である口琴が併用されることも多い。
一人で2種類の声(高音と低音)を出す…?
説明だけでは、何を言っているか全く理解ができないですよね。
ぜひ、一度聞いてみてください!すごいですよ!
ホーミーは、モンゴルに伝わる歌唱法で、遊牧民が家畜を呼ぶために使っていた発声が元祖と言われています。
似たような唱法は、ユーラシア大陸の各地に存在します。
ホーミーは、一人の人間が1つの声門から低音と高音の二つの音を同時に出すことが特徴です。
男性による歌唱法ですが、歌詞がなく、器楽的です。
まさに、人間楽器だと言われています。
一つの声は喉の奥から絞り出される一定した持続低音、もう一つの声は口腔内の形を変えることによって得られる倍音です。
聴き手は、倍音の動きを旋律として追っていく形になります。
ホーミーの発声方法は?
気になるホーミーの発声方法について調べてみました!
典型的なモンゴルのホーミーの発声は、まず喉を緊張させた音を安定に大きく発声するところから始まります。
唇は左右対称に「ア」を発音するときのように開き、舌は上に巻きあげて舌端の裏側を硬口蓋の奥の方につけ、喉を詰めた声をここで共鳴させます。
すると非常に強い第2フォルマント(倍音と説明されることが多いですが、実際には一連の倍音列からなる山、つまりフォルマントを認識しています)が発生し、その音が口笛のような高い音として聞こえるのです。
慣れてくると、舌端を上あごに接着せず、舌と上あごの間にごく狭い隙間をあけただけで同様の音を発生させることができるようになります。
うーん(^_^;)
文字で見ると分かりにくいですね。
YouTubeなどで発声方法を紹介している人もいますので、参考にしてみてください。
ホーミーの発声法は簡単ではないので練習が必要です。
しかし、ホーミーを練習するときに間違った方法で行うと、体に悪影響を及ぼしたり、早死にするという噂があります。
これは、ホーミーを発声するとき、心肺に多くの負担がかかるからであると言われています。
実際に練習を行った人によると、長時間練習をすると心拍数が上がってとても疲れるそうです。
ホーミーには、正しい方法で挑戦しましょうね!
モンゴル語教室の中には、馬頭琴とホーミーのレッスンをしているところもあるようですよ。
ホーミーはラップで使う?ヒップホップ(hiphop)用語を調査!
ヒップホップ用語にもホーミーがあります。
ラップを聞いていると、よく出てきますね。
「Homie」「Homies」「homey」と書かれます。
Home(ホーム)の人たちという意味です。
「地元の連中、地元の友達、地元の仲間、家族のような仲間、相棒」のことを指します。
「自分で応援してくれるやつら、自分のファンたち」という意味合いもあります。
「わたしのホーミーにも会ってほしいな♡」
また、同じような意味のHIPHOPスラングもあります。
- POSSE(ポッセ):同じ志を持つ仲間たち
- My men(マイメン):親友
- Dogs(ドッグス):友達
ホーミーはヒップホップスラングでもあるのですね。
ヒップホップには仲間を表すスラングがとても多いようです。
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