夏キャベツとは?!特徴は?固い・辛い?栄養・味は?冬キャベツとの違いも!キャベツって夏キャベツと冬キャベツがあるって知っていましたか?夏キャベツは固くて辛いのでしょうか。栄養や味はどうなのでしょう!?そもそも冬キャベツとの違いも気になります。そこで、今回は夏キャベツについて詳しく紹介しますね!!!
夏キャベツとは?
キャベツの原産地は地中海の東部沿岸だと言われています。
日本には江戸時代、オランダ人によって長崎に伝えられたという説があり、<オランダ菜>と呼ばれ、観賞用とされていました。
キャベツが今のような丸い形になり、食卓に上がるようになったのは明治からです。
いろいろな種類があるキャベツの中で、夏キャベツとは高原キャベツのことを言います。
その高原キャベツ、その名の通り、長野県や群馬県の高原で栽培され、夏(7月~8月)に収穫される冬のキャベツの寒玉の改良品種です。
夏キャベツの特徴は?
キャベツはざっくり分けると、春キャベツ・夏キャベツ・冬キャベツの三種類に分けられます。
それぞれの特徴は、
春キャベツ | 3月~5月に収穫される。葉は巻きがやわらかく、やわらかめの触感にみずみずしさが特徴。 |
夏キャベツ | 7月~8月に収穫される。葉は比較的柔らかく、巻きがしっかりしていて、甘いのが特徴。 |
冬キャベツ | 1月~3月に収穫される。葉は厚め、巻きがしっかりしていて、甘いのが特徴。 |
夏キャベツは、固い・辛い?栄養・味は?
夏キャベツは、葉の触感は柔らかく、甘みが強いのが特徴です。
水分も多く、生で食べても、加熱調理でも食べられ、いろいろな調理法に向いています。
葉は緑が濃く、みずみずしくつやのあるものを選んでください。
そして芯をチェック!キャベツは芯から傷んでくるので、芯がきれいでみずみずしく白いものを選びましょう。
芯の大きさは500円玉程度が適当です。
それ以上のものだと成長しすぎて葉が固くなり、苦みが出ておいしくないものになります。
気になる栄養ですが、キャベツはビタミンCやビタミンK、カルシウム、食物繊維、うまみ成分であるグルタミン酸、そして胃の働きを助けるビタミンUも含んでいます。
・骨粗しょう症(カルシウム)
・便秘解消(食物繊維)
・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防(ビタミンU)
夏キャベツと冬キャベツとの違い?
前にも紹介した通り、キャベツは大きく分けると、収穫時期により、春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツの三種類に分けられるとお伝えいたしました。
ここでは、それぞれの違いを更に詳しく紹介しますね!!
新キャベツとも呼ばれ、9月~11月に種まき、3月~5月に収穫されるものです。
巻きがゆるく、葉がやわらかく、みずみずしいのが特徴です。
緑が濃いので生でサラダとして食べたり、さっと炒めると甘みがましておいしくいただけます。
主な産地:神奈川県・千葉県
群馬県や長野県などの高原で栽培されるキャベツです。
3月~6月に種まき、7月・8月に収穫されるものです。
巻きがしっかりとして、葉は緑が美しく、やわらかく、甘みが強いのが特徴です。
水分も多いので、生でサラダとして食べたり、加熱調理してもおいしく食べられます。
主な産地:群馬県・長野県
寒玉キャベツとも呼ばれ、6月~8月に種まき、11月~3月に収穫されます。
巻きがしっかりとしていて、甘みが強いのが特徴です。
葉が厚いので、煮物・蒸し物などの加熱調理に向いています。
主な産地:愛知県・千葉県
3種のキャベツの特徴を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
夏キャベツと冬キャベツの違いももうおわかりですね?!
夏キャベツは、タイトルにあるように固くて辛いのではなく、柔らかくて甘いのが特徴と言うことを覚えておいてくださいね(^^)/
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