ギモーヴとは?意味やマシュマロとの違いは?日持ちやカロリーは?ギモーヴというお菓子を知っていますか?ギモーヴという言葉の意味は?ギモーヴとマシュマロは違う?ギモーヴはどれくらい日持ちする?ギモーヴのカロリーはどのくらい?今回はギモーヴについて解説していきます!
でも名前からじゃ全然どんなものか想像できないわん…
マシュマロに似ているけどちょっと違うの。
ギモーヴとは?ギモーヴの意味は?
ギモーヴはフランスのマシュマロのようなお菓子です。
果物をそのまますり潰して裏ごししたとろみのある果汁、ピューレで作られたとてもフルーティな風味が特徴です。
ベリーのピューレを使えば鮮やかな赤や紫色のギモーヴに、マンゴーなどのピューレを使えばかわいいビタミンカラーのギモーヴになります。
ギモーヴの意味は日本語で「ウスベニタチアオイ」という植物のことです。
この植物の根から取るでんぷんを使って作られたお菓子のことを英語でマシュマロ、フランス語でギモーヴと呼びました。
つまりはマシュマロもギモーヴも、もともとは同じ植物の名を表すものだったのです。
今ではマシュマロもギモーヴもこの植物のでんぷんは使っておらず、名前だけが残っています。
ギモーヴとマシュマロの違いは?
マシュマロは卵白を泡立てたメレンゲにシロップを加えゼラチンで固めたお菓子ですが、ギモーヴはフルーツピューレにゼラチンを加え泡立てて固めたものです。
ただし市販のギモーヴ、またはレシピによってメレンゲが入るものもあります。
一般的にはマシュマロは絞り出して作られる丸い形で、ギモーヴは切り出された四角い形をしています。
マシュマロはメレンゲが入るため色はパステルカラーに、ギモーヴはピューレの色が濃く出る傾向にあります。
食感も少し違い、マシュマロは弾力がありふわふわとしていて、ギモーヴはマシュマロよりしっとりとろけそうな柔らかさを持っています。
このように違いはありますが、マシュマロとギモーヴはそれぞれ手作りでき、製法も似ています。
レシピの一例をそれぞれ紹介します。
<材料>
- 粉ゼラチン……10g
- 水……80~90ml
- 砂糖(メレンゲ用)……30g
- 砂糖(ゼラチン用)……70g
- 卵白……1個分
- お好みのエッセンス(バニラエッセンスなど)……適量
- コーンスターチ(片栗粉)……適量
<作り方>
- 小鍋に水を入れ、粉ゼラチンを振り入れてふやかしておく。
バットにコーンスターチを平らに入れ、そこに卵などを利用して丸い凹みを作っておく。 - 小鍋を火に掛けて混ぜながらゼラチンを溶かす。
ゼラチンが溶けてさらさらになったら砂糖(ゼラチン用)を加える。 - ボウルに卵白を入れ、砂糖(メレンゲ用)を加えてしっかりツノが立つまでハンドミキサーで泡立てる。
- メレンゲに溶かしたゼラチンを少しずつ加えながら泡立て続ける。
- ゼラチンを混ぜ終えたら好みのエッセンスを混ぜる。
- 絞り袋に入れ、バットのコーンスターチの凹みに絞り出す。
マシュマロが固まりだしたらコーンスターチをまんべんなくまぶす。
<材料>
- お好みの果物のピューレ……40g
- 砂糖……100g
- 粉ゼラチン……5g
- 水……25g
- コーンスターチ(片栗粉)……適量
<作り方>
- ボウルに水を入れ、粉ゼラチンを振り入れてふやかしておく。
四角い型に型紙を敷いておく。 - 小鍋にピューレと砂糖を入れ、火に掛ける。
焦げないよう混ぜ続けながら、110度まで温度を上げる。 - 熱したピューレをゼラチンのボウルに流し入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
ハンドミキサーが重く感じるくらいもこもことしてきたらOK。 - 型に流し込んで常温で固まるまで待つ。
- 固まったら型紙を外し、コーンスターチを敷いたバットに入れて全体にまぶす。
包丁にもコーンスターチを付けて立方体になるようにカットする。
ギモーヴの日持ちやカロリーは?
ギモーヴの日持ちはおよそ1~2週間ほどです。
製造過程でピューレを100度以上の高温に煮詰めるとはいえ、焼き菓子などのように長い期間保つわけではないので早めに食べきるのが一番です。
特に自作なら1週間以下で食べきるのが良いでしょう。
市販のものであれば、基本的には2週間ほど保つものが多いようです。
ギモーヴのカロリーは使われる原料や大きさによっても少しずつ変わってきますが、一粒およそ10Kcal前後が多いようです。
市販のお菓子として出ているカバヤ食品のギモーヴだと一袋35gあたり116Kcalです。
マシュマロもいいけど、ギモーヴも食べてみたいわん!
やわらかいお菓子にしては日持ちするからお土産にもぴったりにゃん。
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