リスケの意味とは?何の略?ビジネスシーンでの使い方やメール例文を紹介!ビジネスシーンで使うことが多いリスケという言葉。普段何気なく使っている人も多いと思いますが、果たして正しく使えてますでしょうか。リスケとは何の略なのか、又ビジネスシーンでの使い方をメールの例文と合わせてご紹介します!
リスケの意味とは?
リスケとは、英語の「reschedule(リスケジュール)」の略語で、「計画を変更すること」という意味があります。
会議の日程などの予定変更や納期の延期など、全体的なスケジュールの見直しといったニュアンスを含んでいて、基本的にはネガティブな意味合いをもっています。
最近は気軽に使われている「リスケ」ですが、実は業界やシーンによって意味が異なります。
ビジネスシーンにおけるリスケの使い方
ビジネスシーンでは、会議などの予定が急な都合で調整が必要になった場合に使います。
ただし、元々略語なので、使う相手には気を付ける必要があります。
同僚や部下などに使う分にはいいですが、上司や目上の人に気軽に使うのは、マナー的に避けたほうがいいでしょう。
また、ビジネスでは皆、各々スケジュール管理して仕事をしています。
そのため、本来リスケする状態になることは望ましくありませんし、その予定に関わっている人数が多ければ多いほど、調整は大変なものです。
いくら相手が同僚や部下であっても、自分の都合で調整が必要になりリスケをお願いすることになった場合は、「自分の都合で申し訳ない」という気持ちで丁寧にお願いしましょう。
金融機関におけるリスケの使い方は、ビジネスシーンでの使い方と少し異なります。
金融機関におけるリスケは「返済期間や借り入れ条件の変更」という意味があります。
金融機関で使うリスケとは、企業が金融機関から借りた資金を予定通りに返済するのが難しくなったことを金融機関に申し出るという状況になりますが、そうすると金融機関側は、その企業に対して”経営に問題あり”という判断をするので、今後融資を受けることができなくなる可能性がでてきます。
このように金融機関における「リスケ」という言葉を使う時は、とても深刻な状態ということになります。
ビジネスシーンでの使い方と共通しているのは、「先延ばし」という意味合いで、いずれにしてもネガティブなイメージで使われることです。
リスケのメール例文
会議の予定日時をリスケしたい時の例文を2つ紹介します。
例文1:相手が同僚の場合
「前日に悪いんだけど、明日の会議、明後日にリスケしてもらえるかな?」
「リスケ」という言葉でOK
例文2:相手が上司の場合
「前日に申し訳ございませんが、明日の会議につきまして、明後日に変更とさせていただけますでしょうか?」
「リスケ」という言葉は使わない
略語はとても便利ですし、急いでいる時ほど使いたくなるでしょう。
ですが、そもそも「リスケ」という言葉そのものがネガティブな意味を持っているため、信用を失うきっかけになります。
乱用は避け、相手の対場関係なく節度を持って利用しましょう。