ブッシュドノエルの意味/由来とは?クリスマスケーキで食べるのはなぜ?ブッシュドノエルはクリスマスシーズンになるとケーキ屋さんでもよく見かける定番のクリスマスケーキですよね♪今回はそんなブッシュドノエルの意味や由来、クリスマスケーキで食べられるようになったのはなぜか?を解説します♪
Contents
ブッシュドノエルとは?
クリスマスシーズンになるとケーキ屋さんのショーケースにいろんな種類のかわいいケーキたちが並びます♪
その中のひとつにブッシュドノエルという定番のクリスマスケーキがありますよね♪
ホールのケーキとは違った形をしていってわたしも大好きなケーキのひとつです!
でも、このブッシュドノエルってなぜこの丸太?切り株?の形をしているんでしょう?
聞かれると分からない!
今回はそんなブッシュドノエルについて、なぜこの形になったのか?
なぜクリスマスの定番になったのかを見ていきましょう♪
まずはじめに・・・
フランスの伝統菓子のひとつ。
クリスマスケーキでは定番の木(切り株)の形をしたケーキ
ということです!
私たちは普段
「ブッシュドノエル」
と読んでいますが、本当の発音は
「ビュッシュ・ド・ノエル(仏:Buche de Noel)」
と言われています。
日本人には「ブッシュドノエル」のほうが言いやすくて簡単ですね^^w
名前の意味や由来は?
フランス語で、ノエル(Noel)はクリスマス
ビュッシュ(ブッシュ)(Buche)は木・丸太という意味。
直訳すると「クリスマスの丸太」と訳されます。
その名前の通り、見た目は丸太や切り株の形をしています。
このブッシュドノエルが作られたのは19世紀後半のパリが始まりだと言われています。
たしかに名前のまんまの形をしていますよね^^!
クリスマスケーキで食べるのはなぜ?なぜ薪の形?
名前の由来はわかりましたが、なぜ薪の形なのでしょう?
それにはいろいろな説があったんです!
ひとつずつ紹介していきます♪
薪の形が使われた理由
1.キリスト祝福説
クリスマスの夜にキリストが誕生したことをお祝いして、薪を夜通し燃やし続けたという説。
2.厄除け説
前の年に燃やした薪の灰が次の年の厄除けになるという伝説から、お菓子の形も縁起のいい薪の形になったという説。
3.神話説
樫(かし)の薪を燃やすことで一年間怪我や病気にならずに健康でいられるという説。
4.クリスマスプレゼント説
貧しい少年が恋人のためにクリスマスプレゼントとして、薪をプレゼントした説。
いろんな説がありましたね!
クリスマスプレゼント説なんかは、もう可愛いですよね^^*
いろいろな説がある中でも一番有力とされているのが
「冬至祭が由来」
という説です。
北欧でまだクリスマスの習慣が付く前に行われていた
「冬至祭」
というものが由来だと言われています。
この冬至祭は「ユール」と呼ばれクリスマス当日の朝に炉に薪をくべて十二夜まで燃やしつづけるといった行事のことです。
十二夜はキリストが誕生したとされている12月24日から12日後までの期間の事を言い、この期間をクリスマス期間としてお祝いし続けたと言われています。
このときの薪を「ユール・ログ(ユールの丸太)」と言い、この火が途中で消えなければ1年間幸せに暮らせると言われていたということなんです!
また、この薪には魔力があると言われていて
「太陽の輝きを助ける」とも言われていました。
現在よりも天候に性格が左右されやすかった当時はありがたく神秘的なものとして大切にされたと言われます。
また、ほかにも薪を燃やしたあとの灰を
「飼養に入れると牛が安産になる」
「土に入れると豊作になる」
「井戸に入れると水の味が良くなる」
と信じられていました。
このユール・ログ(薪を燃やすこと)の最盛期は19世紀までで20世紀以降はクリスマス文化と融合していきました。
今でも北欧では一部クリスマスのことを「ユール」と呼ぶ地域もあるんですよ!
なかなかいろんな説がありましたが、どれもクリスマスにちなんだ説が多いように思えますね^^!
クリスマスとの関係
形についての説の中でもクリスマスと関連の深い内容がたくさんでてきましたよね^^!
ブッシュドノエルがクリスマスに食べられるようになったのは
「キリストが誕生したことを祝して薪を燃やす」
ということが関係しているとされています。
クリスマスのミサが終わって、家族で暖炉を囲んで薪を燃やし続けながら食事や歌を歌ったりしていました。
クリスマスに薪を燃やすということは、祝福の象徴となっていたとされています。
だからクリスマスのケーキにも幸せの象徴である薪がイメージされてあの形になっているんですね^^*
どうでしたか^^?
ブッシュドノエルについていろいろわかりましたね♪
次のクリスマスにはぜひ、大切な人とブッシュドノエルを食べましょう^^♪
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