シャトーブリアンの部位と意味(語源)とは?超稀少で高級な理由と味は?シャトーブリアンって聞いたことありますか?牛肉の部位の名前で有名ですが、どこの部位なのかご存知でしょうか?語源は?希少価値が高く高級なのはどうして?今回はシャトーブリアンについて詳しくご紹介します!
シャトーブリアンの部位は?
出典(https://kininaru-syumi.com/?p=2070)
シャトーブリアンは牛からしか取ることのできない部位です。
細長いヒレ肉(テンダーロイン)の中心部で、最も厚みのある大腰筋の部分です。
シャトーブリアンの意味(語源)は?
出典(https://macaro-ni.jp/33118)
シャトーブリアンの「シャトー」とは、ワインの名前でよく見る「田舎の大きな家、お城、館」という意味のフランス語ですが、どういう意味なのでしょうか?
シャトーブリアンは、19世紀初頭のフランス革命の頃のフランスの貴族であり美食家でもある政治家「フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン」が料理人に命じて作らせたことから、シャトーブリアンという名前になったと言われています。
シャトーブリアンは彼の名前の一部だったんですね。
彼はこの美味しさに惚れ込み、シャトーブリアンばかり食べていたということです。
フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン(François-René de Chateaubriand 1768-1848)は、フランスの政治家でもありましたが作家としても有名です。
代表作は『アタラ』『ルネ』などで、フランスロマン主義の二大先駆者の一人。
イギリス文学にも親しみ、ミルトンの『失楽園』を翻訳したり、最初の作品として、フランス革命とは何であるかを考察した『革命論』を書きました。
シャトーブリアンが超希少で高級な理由と味は?
出典(http://www.matsuzaka-gyu.com/fs/chodaya/450412900614)
先ほどシャトーブリアンはヒレ肉の中でも最も厚みのあるやわらかい中心部分とお話しましたが、超希少で高級な理由や味はどんななのでしょう?
そもそもヒレ肉は牛一頭の3~5%しか取れない希少部位です。そのうちの中心部分であるシャトーブリアンはたった2㎏~600gしか取れません。
運動量の多い筋肉は硬くなりますが、ヒレ肉は運動量が少ない部位なのでとてもやわらかいのです。その中心部分のシャトーブリアンは更にやわらかい希少部位なのです。
やわらかい肉というのは霜降り肉のように脂身が多いのが通常ですが、シャトーブリアンは赤身肉であるにも関わらず非常にやわらかいので、ヘルシーでやわらかいお肉ということで人々の需要も高く、それゆえに値段も高くなるのです。
焼いてもやわらかいままのシャトーブリアンはステーキで食べるのが一番!
お値段は一枚150gで10,000円~16,000円ほどですが、60,000円以上もするブランド牛のシャトーブリアンもあるそうです!!
歯切れもよく、上品でジューシーな味に、その高級さもうなずけるに間違いありません。
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