ヤモリとイモリの違いと見分け方!毒がありゴキブリを食べるのはどっち?夏になると夜に窓ガラスに張り付いた生き物。あれってヤモリ?イモリ?違いや見分け方が分からないという方も多いと思います。そんなヤモリとイモリの違いや毒を持っていてゴキブリを食べる?といったヤモリとイモリについて解説!!
ヤモリとイモリの違いと見分け方!
ヤモリとイモリって名前も似てるし、見た目も同じような見た目でどれがヤモリでどれがイモリなのか区別がつかないですよね(;・∀・)
まずはそれぞれの特徴をご紹介☆
♦ヤモリ
ヤモリは爬虫類でカメ・トカゲなどと同じです。 茶色っぽい色をしていて皮膚は常に乾燥しています。 鋭い目をしていて、足の指は前後5本ずつ、陸上で生活しているため爪が生えていて、動きは素早くて壁にくっつくことも出来ます。
♦イモリ
イモリは両生類でカエルと同じです。 背中は黒く、お腹は赤。皮膚は常に湿った状態です。 丸い目をしていて可愛らしく、足の指は前が4本、後ろが5本。 水中でも陸上でも生活するので爪は生えておらず、動きは遅いです。
ヤモリとイモリを見分けるにはまずは色の違いを見ると分かりやすいのではないかと思います(^^)/
ヤモリは茶色っぽく、イモリはお腹が赤いのでそれだけでも見分けるポイントになりますね!
あとは爪のある・なしや、肌が乾燥している・湿っているという見分け方もあります。
ヤモリやイモリに抵抗があるという人には色の違いで見分けるのが簡単でいいと思います!
実はヤモリとイモリには漢字の書き方があるんです!
ヤモリは「家守」 イモリは「井守」
ヤモリは家の中の害虫を食べてくれるということから「家を守る」ということで「家守」と書かれるように。
イモリはたんぼの害虫を食べてくれることから「井守」と書かれるようになったんです!
毒がありゴキブリを食べるのはどっち?
上記で紹介したのでお気づきの方もいると思いますが、ゴキブリなど害虫を食べてくれるのは「家を守る」と書く「ヤモリ」なんです!
ヤモリはゴキブリだけでなく、蚊やハエも食べてくれます。
そんなヤモリですが、ヤモリには毒はありません!
逆にイモリは皮膚の下に毒腺があって、身の危険を感じると毒を出すことがありますが、毒は弱く、手で触ったくらいだと害はありません。
ですが、もしものためにイモリを触った時は手を洗った方がいいでしょう。
〇尻尾は再生する??
ヤモリやイモリは尻尾が切れても再生して元に戻ると聞いたことがあるかもしれません。
トカゲと同じ爬虫類のヤモリは自切によって尻尾を切っても再生することができます!
イモリは自切しないですが、尻尾でも足でもどこが切れても完全に再生することが可能なんです!
またヤモリに噛まれた経験のある方もいるかもしれません。
ヤモリには歯がないので、噛まれたからと言ってケガをすることもないですし痛くもありません。
鳴くというイメージはないかもしれませんが、ヤモリは何か危険を感じた時などに鳴くこともあるんです( ゚Д゚)
普段、窓ガラスにくっついていたり草むらなんかで見かけて気持ち悪いと感じる方が多いと思いますが、家やたんぼを守ってくれている生き物なんだということは知っておいてあげてください♪
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