ロッシーニ風の意味とは?フォアグラを使うフランス料理?由来も調査!「ロッシーニ風」ってご存知ですか?私も初めて聞いたとき「なんのことだろう?」と思いました。「ロッシーニ風」は「〇〇のロッシーニ風」というように食べ物の名前に使われています。今回は「ロッシーニ風」がどんな意味でどんな料理なのか由来は何かを解説!!☆
ロッシーニ風の意味とは?由来も調査!
フランス料理のメインとして食べられるロッシーニ風。分厚い牛フィレ肉の上に贅沢にフォアグラやトリュフがのせられたフランス料理です(*’ω’*)
「ロッシーニ風」とは、有名な作曲家ジョアキーノ・ロッシーニという人物が考案した料理です。1番有名なのは、牛フィレ肉にトリュフをのせたものなんですが、その他にも卵・鶏肉などにフォアグラをのせたりした物もあるんです!
彼は作曲の才能を持った作曲家でしたが、トリュフを探す豚を飼育するために、37歳のころ美食家へ転身し、パリ市内でレストランを経営するほど、食べ物への情熱が大きい食通な人物でした。
イタリアのペーザロ出身で、8歳で音楽学校に通い、ボローニャの音楽大学で学び、18歳でオペラ作曲家としてデビュー。
21歳で「タンクレディ」というオペラで成功を収め、ヨーロッパで流行作曲家としての地位を確立しています( ゚Д゚)あのショパンからも高い評価を得ていたと言われているんです。
さらに、19年間の間に36ものオペラ作品を発表するという、量・質の上でも物凄い功績を残した人物なんです!!
ロッシーニはイタリアにオペラを広めた作曲家ともされています!
ロッシーニの出身地であるペーザロでは毎年8月に「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」が開催されており、多くのオペラファンの巡礼地になっているんです!
そんなロッシーニは音楽とともに、若いころから料理をしたり、食べることが大好きで料理名を付けた曲も作っているほど(^^♪
ロッシーニってフォアグラを使うフランス料理?
前述でも述べたように「ロッシーニ風」という名前が付いている料理はロッシーニ本人が考えた料理とされています。
基本的には世界三大珍味のフォアグラやトリュフを使ったものが多くあります!
本場のフランス料理ではこのフォアグラ、トリュフとヒレ肉の組み合わせが一般的なものになっています。
お肉の種類も牛肉、鶏肉や鴨肉なども使われ、現在ではさまざまなレストランや飲食店で「ロッシーニ風」と付けられた料理を食べることができます(^^)/
1.牛ヒレ肉の中心を3cmの厚さにカットし、表面は強火で、中心部は明るいピンク色でレアで焼きます。焼きあがった牛ヒレ肉を休ませ、適温で提供できるよう保温します。
2.次に、厚めにカットしたフォアグラをソテーし、ペリグーと呼ばれる、フォンドヴォーベースのソースに甘口のマデイラ・ワインを加え、粗くカットしたトリュフを加えたソースをかけます。
3.じゃがいものグラタン仕立てや薄くスライスしたソテーなどを付け合わせとして添えます。
ただ、この料理を家で作るとなると材料を手に入れるところが苦戦しそうですね・・・。
最近ではレストランでも「ロッシーニ風」と名の付く料理は食べられる機会が多いので見かけた時はぜひ食べてみてください(*´ω`)
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