ブレゼの意味とは?発祥はフランス語・英語どっち?どんな料理に使うのか調査!おしゃれで美味しそうなイメージのブレゼ。でもブレゼの意味はご存知ですか?発祥はフランス語、英語どっちなんでしょうか?どんな料理なんでしょうか?今回はそんなブレゼについて分かりやすくご紹介します。
2012
3056
ブレゼの意味とは、どんな料理?
ブレゼとは、フランス料理を代表する調理法のひとつです。
「ブレゼ」なんて聞きなれない…と言うのも
フランス料理は基本的に食材や調理法などをフランス語のまま表現していますので、ある程度の知識がないとどんな料理なのかわからないという側面があります。
ブレゼを日本語にすると「蒸し煮」と表現することが多いですが、正確には調理法が全く異なる料理になります。
ブレゼの調理法は、肉や野菜を専用の容器にびっちり入れ、食材が半分くらいつかる程度の水分を入れ、蓋をして、オーブンで半分煮て残り半分を蒸すという方法です(‘ω’)ノ
水分のところはブイヨンや赤ワイン、トマトソースやコニャックなどを使用します。
ブレゼという料理の最大のポイントは、最初に肉の表面を炒めておくことと、風味のついた少ない水分で加熱する点にあります。
煮込んだ肉と違い、より深い味わいで柔らかな肉料理になります(^^♪
しかし、途中で蓋を開けることができず、中の様子を完成するまで確認できないため、難しい料理といわれているんです( ゚Д゚)
参考までに簡単ではありますが鶏のブレゼのレシピです。
材料
●鶏もも肉 1枚
●A(水200cc、塩10g, 砂糖5g)
●玉ねぎ 半分
●ベーコン 1枚
●白ワイン 100cc
●コニャック 30cc
●ブイヨン 100cc(市販のブイヨンキューブ1個を300ccでといたもの)
次に調理法です。
① | まずAに肉を漬け込んで下処理します(30分ほど) |
---|---|
② | 肉をカットします。(4等分) |
③ | 水気を取って小麦粉をうすく叩く。 |
④ | 表面を中火でこんがりと焼きましょう。 |
⑤ | 同じ鍋で玉ねぎとベーコンを炒める。 |
⑥ | 厚手の鍋に移し、トマトペーストを加える。 |
⑦ | あればコニャック(ブランデー)を加えます。 |
⑧ | 白ワインを加えて、さらに煮立てます。 |
⑨ | ブイヨンを加えます。 |
⑩ | 焼いた肉を入れてブレゼ工程に移ります。(液体温度は70度) |
⑪ | 鍋に蓋をして(少しずらす)オーブンに入れる。(加熱温度100度30分) |
⑫ | さらに加熱温度120度で30分 |
⑬ | 焼成後液体温度は90度程が良い。 |
⑭ | ⑭蓋をしてさます。 |
⑮ | 仕上げにハーブを添えていただきます。 |
低温でじっくり調理して旨味を引き出しましょう。 (お肉の火の通りは確認しましょうね。)
もし、作れるようになったら料理に自信がつきそうですね!
発祥はフランス語、英語どっち?
ブレゼはフランス料理を代表する調理法ですので、フランス語になります。
フランス語で水分のことをブレザージュといい、そこから料理名がついたとされてます。
他にも素材がしっかり浸かる程度の水分量煮るポシェや、野菜などの素材の水分で蒸すエテュベという調理法もありますよ(^^)/
ちなみに英語ではbraise(ブレイズ)といいます。braised the meat 肉を蒸し焼きにする。という感じですね。
水分の種類や量で調理法の呼び方が違うところがフランス料理の奥深さなんでしょうか(^-^)
▼フランス料理の基本を知れる本です♪思ったより値段が高くてびっくりしましたが、美味しいフレンチを作れるようになるには安いものではないでしょうか(*>ш<*)
2552
1269