退社/帰社/帰宅/退勤の違いは?電話での使い分けを超わかりやすく解説!退社、帰社、帰宅、そして退勤、似たような言葉が並んでいますが、それぞれの言葉の違いについて説明できますか？今回はこの4つの言葉の違いをテーマに、電話での使い分けについて分かりやすく解説していきたいと思います。
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退社/帰社/帰宅/退勤の違いとは？
ビジネスシーンでよく使われる退社、帰社、帰宅、そして退勤という言葉ですが、その違いは何なのでしょうか？
退社とは？
「退社」とは、勤務している会社を辞めること、その日の仕事を終えて会社から退出すること、という2つの意味を持つ言葉です。
どちらの意味で「退社」を使用しているのか明確にしないと、大変な誤解が生まれる可能性もあるので注意してください。
帰社とは？
「帰社」とは出先から勤務先へと帰ってくることを表す言葉です。
会社から家に帰ることを「帰社」と勘違いしている人もいると思いますが、その場合は「直帰」という言葉になるので、気を付けてください。
因みに「直帰」とは出先から直接家に帰ることを指し、「帰社」の対義語になります。
帰宅とは？
「帰宅」とは、文字通り自宅へ帰るということを表す言葉です。
ビジネスシーンでは少し打ち解けた関係であれば使用しても問題ない言葉です。
退勤とは？
「退勤」とは、勤務が終わって会社から出ることを指す言葉です。
「退勤」には仕事を終えて会社を出るというという意味に限定された表現になります。
一つ加えるとするなら帰宅は退勤よりも砕けた言い方になるってことぐらいかにゃー
電話での使い分けは？
上で紹介した言葉を電話ではどのように使い分けるのでしょうか？
退社の場合は？
「帰宅した」ということを伝えたい場合に「退社しました」と答えると、「会社を辞めた」のかと誤解を与えてしまうかもしれません。
なので「本日は退社しました」や、もっと丁寧に言うならば「本日は失礼させていただきました」のように「本日」という言葉を強調してください。
もしも本当に会社を辞めた場合ならば「〇月〇日付で弊社を退社いたしました」というように、日にちを添えると具体的に周囲の人に伝わりやすくなります。
帰社の場合は？
「帰社」というのは基本的に会社内で使用される言葉です。
もしも上司に連絡を入れる場合は「少し商談が伸びてしまいました。〇時に帰社します」といった具合で報告するのがベストでしょう。
帰宅の場合は？
「帰宅」という言葉は会社を出たというだけでなく、自宅に帰ったという具体的な事柄を示す言葉でもあります。
クレームなどネガティブな用件や、用件の内容が分からない第三者が自分以外の人のことについて述べる際に使用するのはやめた方がいいでしょう。
大事な用件なのに「呑気に帰宅したのか」と相手の不快感を刺激する可能性があります。
退勤の場合は？
「退勤」は「退社」と違い、勤務が終わって会社から出ることという意味なので、使用しても問題ないように思います。
しかし、退勤には「勤務状態から離れる」という意味もあるので、お昼休憩で外出している時に「○○は先ほど退勤いたしました」と表現するのは本来の意味とは違い、厳密に言うと間違いになります。
定時になり業務を終えて帰った場合に「○○は先ほど退勤いたしました」と伝えるのであれば問題はありません。
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