事由の意味とは?類語や使い方・書き方(退職/有給休暇)も超丁寧に解説!事由ってなに?理由と何が違うの?なんて方もいらっしゃると思います。そこで、事由の意味や類語を説明していこうと思います。事由を使う退職/有給休暇の書類の書き方・使い方も簡単に紹介していきます。
事由の意味とは?
事由とは『ことのわけ。事柄の生じた理由・原因。』『法律で、理由または原因となっている事実。』という意味です。
事由に類語はあるの?
『事由の類語一覧』
訳柄・事わけ・根拠・由・理屈・所以・訳合い・わけ・事情・訳・理由・所為・訳合・廉・節理・由縁・所以・理窟・一理・根拠・由・所為・由来・謂われ・訳柄・筋合い・成因・原由・理由・理合い・理趣・道理・事訳
上記を見て分かるように、とても多くの類語が存在していますが、これは「事柄の生じたわけ」の意味を含む類語が多くあるからなのです。関連語まで含むとこの倍以上に言葉が増えるほど多岐にわたっています。
類語一覧に書いてある中から三つほど類語の意味を紹介していきます。
『筋合い』
「物事の道理。」「納得できる理由や根拠。」
『根拠』
「物事が存在するための理由となるもの。存在の理由。」「活動の足掛かりとする、重要な所。本拠。根城。」
『事情』
「物事が、今どうなっているか、また、どう変わってきたかというような細かい状態や理由。ことのありさま。ことの次第。」「物事の表面からはわからない背景や周辺の状態。」
事由も含め、全て『理由』の意味が絡む類語となりますがまったく別の意味でもあり、同じように使うと大失敗を招きます。
事由の使い方・書き方(退職/有給休暇)も解説!
退職届けや有給休暇を申請する際に事由を書く時「何を書けばいいの?」「何か注意しなければならないことってあるのかな?」と考えたことはありませんか?そんな事由について解説していきます。
退職届けを書く場の事由
退職届けを書く場合に、事由(理由)をどう書くのかを簡単に紹介していきます。
事由は「法律で、理由または原因となっている事実。」という意味ですが、退職届けに事由を書く内容に法で決まっていることはないため、事由は「一身上の都合により」と書いておくだけで構いませんし、再就職の際の困ることも減ります。(辞めた理由を言う時は「会社の都合により」で済む)
なら、事由は「一身上の都合により」と書いておけば良いと思うかもしれませんが「一身上の都合により」と書けない場合も存在します。
退職事由が「一身上(自己)の都合」ではなく「会社都合」の場合です。
会社の都合とは、パワハラやセクハラなどのハラスメントや時間外労働といった会社に非がわずかでもある場合に使われます。
「一身上の都合」ではなく「会社都合」では、雇用保険の失業給付金の受給開始日や給付期間などが異なってきますので、よく確認してから書くようにすることをお勧めします。
有給休暇を申請する場合の事由
有給休暇を申請するする際に書く『有給休暇届け』に書く事由を説明していきます。
有給休暇とは、会社が就業規則等で従業員に認めた権利ですので休暇事由は書く必要はないのですが、休暇を許可する側からしてみれば事由は聞いておきたい所ですので、まず間違いなく尋ねられると思います。(何も聞かない場合は少ない)
例えば、家族が病気の時なら「家族の看護のため(欄外に詳細を書く)」といった風に簡潔に書くのが一般的です。
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