汎用の意味とは?対義語や類語は何?凡庸・凡例との違いを徹底解説!汎用の意味って?汎用の対義語は専用なの?汎用の類語は何?汎用は凡庸と読み間違えられやすい!?でも汎用と凡庸は意味が全く違うので注意!本の最初にある凡例とは何?汎用と凡庸と凡例との違いを徹底解説します!
汎用の意味とは?
プリンターのトナーカートリッジの「汎用品」や、コンピュータの「汎用機」など、「汎用的」に使うことができるものってありますよね。
今日は、「汎用」について解説していきましょう(o^∇^o)ノ
一つのものをいろいろな方面に広く用いること。
まず、汎用の読み方は「はんよう」です。
「凡庸(ぼんよう)」や「凡人(ぼんじん)」の「凡(ぼん)」と間違えて「ぼんよう」と読まないようにしましょう!
汎用とは、広くいろいろな方面に用いることができるという意味です。
「汎用性が高い部品」というと、「様々な用途に使えて便利な部品」のことになります。
逆に、「汎用性が低い部品」は、「限定された用途でしか使えない部品」のことですね。
汎用の対義語や類語は何?
汎用の対義語
汎用の対義語は、「専用」になります。
①ある特定の人だけが使用すること
②ある特定の目的だけに使用すること
③ある特定の物だけを使用すること
汎用が広くいろいろな用途に使えることなので、専用は特定の目的や対象だけに使うことになります。
汎用の対義語は他にもあるので紹介していきましょう(^▽^)/
限定(げんてい):範囲を定めること
指定(してい):いくつかの中からこれと決めること
制限(せいげん):物事にある限界を設けること
独自(どくじ):他とは違って、そのものだけにあること
特定(とくてい):特にそれと決めること
特化(とっか):他と違った、特別なものとすること
汎用の類語
汎用の類語を紹介していきましょう(^▽^)/
広範囲(こうはんい):範囲が広いこと
多角的(たかくてき):いくつかの方面に渡っていること
多目的(たもくてき):一つのものが、いくつもの目的を持つこと
多用途(たようと):使い道が広いこと
万能(ばんのう):全てにすぐれていて、なんでもできること
他にも、汎用を簡単な言葉で言い換えると、「なんにでも使える・応用がきく」などになります。
汎用と凡庸・凡例との違いを徹底解説!
汎用と似た言葉に、凡庸と凡例がありますが、どう違うのでしょうか?
違いを徹底解説していきます(o^∇^o)ノ
すぐれた点がなく、平凡なこと。
凡庸は、平凡で取り柄がないことという意味で、悪い意味合いで使われる言葉です。
対して凡例は、いろいろな方面に広く役立つという、良い意味で使われます。
あるものに対して「万能ですごい!」と褒めようとしたのに、間違えて「凡庸だね!」と言ってしまったら、「すぐれた特色がなくてつまらないし、ありふれているね」と捉えられるので注意ですよ(^▽^;)
本の初めに、その本の編集目的・方針・使い方などを箇条書きにしてまとめた部分のこと。
凡例の読み方は「はんれい」です。
「平凡(へいぼん)」や「凡人(ぼんじん)」の「凡(ぼん)」と同じですが、「凡例」だけは「はんれい」と読むので気をつけましょう!
凡例は、本の最初に箇条書きで「編集方針・利用の仕方・使用上の注意・記号や略語の説明」が書いてある部分のことです。
対して汎用は、いろいろな用途に広く使えることなので、凡例と字や響きが似ていますが全く意味が異なりますね。
三つの違いをまとめると、以下のようになります。
汎用(はんよう):一つのものをいろいろな方面に広く用いること
凡庸(ぼんよう):すぐれた点がなく、平凡なこと
凡例(はんれい):本の初めに、その本の編集目的・方針・使い方などを箇条書きにしてまとめた部分のこと
汎用について、いかがでしたか?
くれぐれも、漢字の読み間違いには気をつけましょうね(^▽^;)
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