敬愛の意味とは?類語や例文を紹介!花言葉や四字熟語も調査!文章の始まりなどに書かれる「敬愛なる○○」の敬愛とはどんな意味?敬愛の類語は尊敬や親愛?例文と一緒に紹介!花言葉が敬愛の花はどのくらい種類があるの?敬愛の意味がある四字熟語とは?気になる敬愛について調査しました!!
Contents
敬愛の意味とは?
その人に対して、尊敬と親しみの気持ちを持つこと。
相手をうやまうという意味の「敬」と親しみを持つという意味の「愛」が組み合わさってできています。
敬愛を使った例文は以下のようなものがあります。
- 敬愛なる○○様
→手紙の冒頭によく使われます。 - 彼女に対しては、いつも敬愛の念を抱いています。
→敬愛の念には敬愛する気持ちという意味があります。 - 今も変わらず、このシリーズ本を書かれた先生を敬愛しています。
→尊敬し、親しみを持つ相手のことを話す時に使えますね。
敬愛の類語や例文は?
敬愛と似たような意味の言葉には「尊敬」「敬意」「敬慕」「親愛」などがあります。
意味や違いを例文を交えて見てみたいと思います(*^^*)
尊敬の意味と例文は?
その人の行為や人格に対し、尊いと認め敬うこと。
「尊」には非常に価値がある、大切にするなどの意味があります。
敬愛との違いは親しみを持つという意味が含まれないこと。
また敬愛にはその人自身を敬う意味がありますが、尊敬は行為や人格など優れた点を尊い、敬う意味がありその点でも違いがあります。
尊敬の例文
- ベストを尽くそうとした彼の行動力に、尊敬の念を抱いています。
→相手の行動に対して、尊び敬う気持ちを持つという意味です。 - 私が尊敬する人物は、坂本龍馬です。
→歴史上の人物の行いや人格を尊敬する人も多いのではないでしょうか?
敬意の意味と例文は?
その人を尊敬する気持ち。
「意」に気持ち・思うという意味があるので、敬う気持ちのことを敬意と表現できます。
敬愛との違いは、親しみという意味が含まれていないこと。
また敬意は自分の気持ちそのものを表すための言葉です。
尊敬や敬愛で使う「~の念」は「意」と同じく気持ちを表すため、意味が重なる「重言」になってしまうので注意が必要です!
敬意の例文
- 相手に対する敬意を忘れないことはとても大切です。
→相手を敬う気持ちを忘れないことは大切、という意味です。 - 長年の功績に心から敬意を表します。
→敬意を表するは目上の人に対しても使えます。敬う気持ちを言葉や行動で表すという意味です。
敬慕の意味と例文は?
相手を敬い慕うこと。
敬愛は「親しみ」ですが、敬慕は「慕う」という意味がある点が二つの違いです。
敬慕の例文
- 生徒一人ひとりと真剣に向き合ってくれる先生のことを、クラスの誰もが敬慕している。
→先生のことを誰もが敬い慕っているという意味です。 - 彼女に対し、敬慕の念を抱かずにはいられない。
→敬慕は「~の念」を使うことができます。
親愛の意味と例文は?
その人に対して親しみと愛情を持っていること。
敬愛との違いは、敬うという意味の「敬」がないところです。
親愛の例文
- 親愛なる○○さんへ
→大切な友人や知人に送りたいときによく使われます。 - 友人に対し、親愛の情を示した。
→「~の情を示す」は気持ちを行動や言葉で表すという意味があります。
敬愛の意味を持つ花や四字熟語はあるの?
花言葉が敬愛の花は?
敬愛する人へ花をプレゼントしたい時、花言葉が「敬愛」の花を選んでみたいですよね( *´艸`)
ここでは花言葉が敬愛のものをいくつかご紹介します。
- 椿
→日本での花言葉は誇り・気取らない美しさなどですが、西洋では「敬愛」という意味を持っています。 - 百日紅(サルスベリ)
→百日間花が楽しめるとも言われる百日紅。敬愛・雄弁という意味を持っています。 - カーネーション(赤)
→日本での花言葉は母への愛。母の日に贈る花ですね。西洋では深い愛・敬愛という意味を持っています。 - 山茶花(サザンカ)
→日本での花言葉は困難に打ち勝つ・ひたむきな愛などですが、西洋では山茶花は椿と同じ花言葉を使うそうです。ですので山茶花も敬愛という意味を持っています。
日本と海外ではニュアンスが少し変わるため、日本の花言葉で敬愛の意味を持つ花はあまりありませんでした。
敬愛の意味を込めて贈りたいときは、一言添えると気持ちが伝わると思います(*^^*)
敬愛を表す四字熟語は?
敬愛という意味がある四字熟語は、あまり多く存在しません。
意味合いが敬愛に近い四字熟語を調べてみました。
- 感恩戴徳(かんおんたいとく)
→心から有難く思い感謝する様子。恩に着て敬愛の意味を持つこと。
「感」や「恩」から、相手への感謝の気持ちがよく表れている熟語であるとわかります。 - 尊尚親愛(そんしょうしんあい)
→尊敬し、親しみを持って愛すること。
尊敬や親しみの意味があるので、敬愛の意味にとても近いですね。
尊尚には敬い、大切にするという意味があります。 - 頓首再拝(とんしゅさいはい)
→深く頭を下げ、丁寧にお辞儀をすること。
頓首は頭を地面に打ち付けるくらい深くお辞儀をするという意味で、再拝は再び頭を下げるという意味があります。敬意や感謝の意が強いことを表します。
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