キャスケット帽の意味とは?かぶり方やハンチング帽/ベレー帽との違いは?キャスケット帽という帽子があるのですが、どのような帽子なのか想像することができるでしょうか?ハンチング帽やベレー帽との違いと、それぞれに合う被り方、そして言葉の意味を紹介していきたいと思います。
Contents
キャスケット帽の意味とは?
変わった形が特徴でとても可愛いキャスケット帽ですが、キャスケットの意味とは何なのでしょう?
「キャスケット」というのは元々はフランス語が元になっていて、「casque」というヘルメットを意味する言葉が語源となります。
つばが付いた帽子全般をキャスケットと言い、野球選手が被っている野球帽も本来はキャスケットに分類されます。
元々キャスケット帽は男性が被ることが多かったのですが、今ではフェルトやストローなど様々な素材から作られています。
そのおかげでキャスケット帽の可愛さが増し、今では女性人気も高まっています。
一般的にキャスケットと言ったら、野球帽のようなシンプルな形ではなく、トップがふんわりと丸みを帯びているボリュームのある帽子を指します。
キャスケット帽とハンチング帽の違いとは?
キャスケット帽とハンチング帽にはどんな違いがあるのでしょうか?
そもそもハンチング帽は本来の意味からいうとキャスケット帽の部類に入ります。
「鳥打帽子(とりうちぼうし)」とも呼ばれるこの帽子は、イギリスの上流階級の紳士が狩猟に行く際に被ることが多かったようです。
しかし現在ではカジュアルからフォーマルまで様々な服に合わせて被ることのできるオールマイティーな帽子というイメージが強いですね。
一般的なキャスケット帽は高さもボリュームもあるのに対し、ハンチング帽はかなりフラットな仕上がりになっており、被るというよりも頭に載せるような被り方をします。
男性のみならず女性が被っても可愛い印象になり、性別を選ばない帽子となっています。
キャスケット帽とベレー帽の違いとは?
それではキャスケット帽とベレー帽の違いについても説明していきます!
ベレー帽は他の二つとは全く違っており、つばも縁もない丸く平たい形をした帽子のことを言います。
ウールやフェルトと言った素材で作られることの多いとても個性的な帽子になります。
ベレー帽が生まれたのはスペインのバスク地方で、「beret」というフランス語が語源となっています。
因みに、バスク地方はフランスとの国境付近に位置しており、バスク地方で聖職者が被っていた角帽を住民が真似て被った帽子がベレー帽の発祥だと言われています。
キャスケットの可愛い被り方を紹介します!
自分にはキャスケット帽なんて似合わないと思っている人って結構いませんか?
そこで顔の形別にお勧めの被り方を紹介しようと思います。
丸顔の人には
丸顔で悩んでいる人にはややボリュームのある深めのキャスケットをお勧めします。
真っ直ぐ被るのもいいのですが、少し後ろに傾けるように被るとよりきれいなシルエットになるでしょう。
浅めの被り方をするとバランスが悪くなるので、深めに被り丸みが目立たないようにひと工夫することがポイントです!
四角型の顔の人には
顔の形が四角、若しくは角ばっている人にはなるべくボリュームがある大きめのキャスケットをお勧めします。
キャスケットの大きさで顔の幅が気にならなくなるでしょう。
丸顔さんにもボリュームのあるキャスケットをお勧めしましたが、それよりも更にボリュームがあるものを選んでみてください。
大きなキャスケットはバッジなどでデコレーションをすると個性が出てより一層魅力的になります。
被り方次第で雰囲気もがらりと変わるので、ファッションの幅も広がるはずです!
面長顔の人には
面長の人がボリュームのあるキャスケットを被ると更に顔の長さが目立ってしまいます。
なので、フラットなタイプのキャスケットをお勧めします。
被る前にトップがフラットになるよう少しボリュームを抑えるという工夫をすると良いでしょう。
先ほど紹介したハンチング帽やニュースボーイキャップというアメリカで新聞売りが被っていたとされる帽子を選んでみてください。
トップがフラットになった2つのような帽子のつばを少し下げて被るとオシャレ度が上がります。
もしも買ったはいいけれどまったく似合わない、なんていうキャスケット帽があるのならば被る角度を変えてみてはいかがでしょうか?
12980
10702