セオリーの意味とは?定石と同義?使い方をビジネスシーン風に紹介!セオリーの意味は二つあるので注意!野球でも使われるセオリー!セオリーは定石と同義!?セオリーの類語はあるの?セオリーの使い方をビジネスシーン風の例文で紹介!セオリーについてセオリー通りに簡単に解説します!
セオリーの意味とは?
「セオリー」は、日常での会話やビジネスでよく使われますね。
「恋愛にセオリーはない」
「セオリーの過信は良くない」
「確立されたセオリーに則って顧客対応をする」
などと使われており、意味はなんとなく分かるかと思います。
今日は、「セオリー」の説明をセオリー通りに進めていきます(^^♪
英語で「theory」。
①理論。学説。仮説。
②持論。自説。私見。
「セオリー(theory)」とは、「理論・持論」という意味になります。
つまり、ある程度一般的で認知度のある、最も有力な方法や理論のことです。
セオリーを簡単に言えば、「最善とされているやり方」のことですね。
「セオリー通りに事が運んだ」という言葉は、王道や一番効果的な方法というニュアンスで使用されます。
日本語のカタカナ語である「セオリー」は、英語の「theory」が由来で、どちらも同じ「理論・持論」という意味があり、使い方は基本的に同じです。
英語の「theory」は、ギリシャ語で「見解、見ること」という意味の「theōria(テオーリア)」が語源になります。
元々は、真理を探求する古代ギリシャの哲学者アリストテレスが、「真理そのものに対しての認識や直観」を表す言葉として定着させたものです。
「見解」という意味から、「意見」という意味合いに転じ、さらに「理論」から個人レベルの「持論」に派生していったと考えられています。
日本の「セオリー」という言葉は、二つの意味があります。
「確立された理論・学説」という堅い意味
これは、科学的な思考や証明に基づく学問的な内容のものや、客観的な物事や事実に裏付けされたものを指します。
「確立された手法・持論」という軽い意味
これは、個人的な偏見や、一定数の人々の思い込みで出来たものを指します。例えば「私の恋のセオリー」や「俺の人生のセオリー」などは、経験則による自分なりのやり方や意見であって、理屈ではないものですね。
「セオリー」という言葉が会話で出てきたら、ただの一個人の持論なのか、それとも客観的に判断ができる理論なのかをハッキリ区別しないと、トラブルの原因になるかもしれないので注意です!
セオリーは定石と同義?
セオリーの同義としては、定石が挙げられます。
囲碁で、最善とされる決まった打ち方。
転じて、物事を処理する時の、決まった仕方。
他にも、セオリーの類語はたくさんあります(^^♪
理屈、学説、説、行動論理、
原理、理論、体系、定理、
基本、王道、正攻法、教科書、
マニュアル、説明書、持論、
原則、基本、常識、一般的、など
セオリーの使い方をビジネスシーン風に紹介!
もしセオリーがないと、毎日の同じ仕事に一から取り組まなければいけません。
それでは非効率なので、ある程度はセオリーを使って仕事をすることが、ビジネスでは重要視されています。
セオリーは使い勝手の良い言葉ですが、仕事で使ったり、聞いたりするときはちょっと注意が必要ですよ!
<経験則や慣習の惰性で残っているセオリーの場合>
これらの場合は、大体非効率の原因のため、自分から改善していかなければなりません。
<セオリーは場所よって違う>
業界や企業、企業内の部署間ですら、当然とされているセオリーは異なります。
思い込みのセオリーが含まれている可能性もあるため、転職や移動で新しい環境で仕事をするときは、毎回セオリーを見つけなければいけません。
それでは、セオリーの使い方をビジネスシーン風の例文で紹介します(^^♪
「新商品の売り上げはセオリー通りの結果になった」
「新規店舗の出店状況は、今のところセオリー通りに進んでいる」
「接客業はセオリー通りにいかないことも多く、臨機応変に動かなければならない」
「従来のセオリーでは、経営が傾くのも時間の問題だ」
「この段階ではセオリーを確立するのが先決だ」
「部長のセオリーには古くてついていけない」
「まずは最悪の事態を想定して動くのがセオリーだ」
「ライバル会社の予想外の動きに、セオリーが崩れてしまった」
「研修で本社のセオリーを学んだ」
「彼には長年の経験を積み重ねた経験とセオリーがある」
ビジネスシーンでは、システム化やマニュアル化したようなものを「セオリー」と言い換えても良さそうです。
セオリーについて、いかがでしたか?
マニュアル人間と言われないように、セオリーを理解して応用させましょう!
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