ちょっと難しい言葉辞典

十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!

戊十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!

十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!十二支は度々耳にするけど十二支の由来の由来を知っていますか?なぜこの順番になったの?十二支に登場する動物の漢字は普段使う漢字となぜ違うの?十二支の覚え方や、十二支と干支の違いも調査します!

ぬまくん
ぬまくん
十二支って知ってるわん!ぼくが主役の年もあるんだわん!(^○^)くろちゃんの主役の年はなんで無いのかわん?
くろちゃん
くろちゃん
ぬまくんの主役の年って戌年のことかにゃぁ?でもイヌの漢字が違うのはど~してか?しってるかにゃぁ?(^.^)

十二支の由来とは?

十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!十二支(じゅうにし)の話題は新しい年を迎える前後によく耳にしますね。

十二支は元々どこで作られた言葉なのでしょうか。

十二支とは中国の古代王朝殷の時代に作られた暦法上の用語です。

十二支とは

子(し)、丑(ちゅう)、寅(いん)、卯(ぼう)、子(し)、丑(ちゅう)、寅(いん)、卯(ぼう)、辰(しん)、巳(み)、午(ご)、未(び)、申(しん)、酉(ゆう)、戌(じゅつ)、亥(がい)の総称です。

これらの漢字一つずつの意味は、植物が種から芽吹き種を実らせる成長過程を表しています。

私達が知っている十二支とは違いますね!

十二支は十干(じっかん)と結びつき(十干十二支)、干支(えと。幹支“もとすえ”の意味)とも言います。

十干は甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)で一旬(10日)を表す言葉です。

殷は紀元前16世紀~11世紀頃にあったとされているのですが、この時代、干支の組み合わせで暦日を表していました。

更に、紀元前4世紀頃に十干に五行(物質の五つの元素:木、火、土、金、水)が配置されました。

私たちがよく知る、動物になぞらえた十二支になったのは紀元前2世紀頃漢の時代です。

漢の時代干支の組み合わせが、年、月の順を表し、また、時刻や方角を表すのにも使われました。

占星術や五行説などと結びついたのもこの頃です。

五行は後に陰陽五行となり日本に伝わります。

平安時代のスーパーヒーロー陰陽師の安倍晴明もこの伝来がなければいなかったかも知れませんね。

なぜこの順番?

戊十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!中国では、十二支が身近な動物になった事で広く知られるようになりました。

日本でも広く受け入れられたのは中国と同じように、十二支の動物達がよく知ってるいる名前だったからでしょう。

子:鼠 丑:牛 寅:虎 卯:兎 辰:竜 巳:蛇 午:馬 未:羊 申:猿 酉:鳥 戌:犬 亥:猪

ところで、身近な動物達がなぜこの順番で選ばれたのでしょう?

十二支なぜこの順番?

こんな昔話があります。

昔、神様が動物たちに元日の朝、新年の挨拶に来るようにとおふれを出しました。

挨拶に来た順番に1~12番までの動物をそれぞれその年の動物の大将にしようと言われたのです。

挨拶の日を聞き逃したネコはネズミに、神様に挨拶に行くのはいつかと尋ねました。

ネズミは二日だと嘘を教えました。

牛は歩くのが遅いので早くから出かける事にしました。

それを見ていたネズミはこっそりと牛の背中に飛び乗り、牛に連れて行ってもらうことにしました。

牛が神様の御殿に着くと門は閉まっていて、他の動物の姿は見えません。

やがて門が開くとネズミは牛の背中からピョンと飛び降り一番乗り!

そして牛が続きました。

次に足の速い虎が飛び込んできて、ウサギ…と続き、十二番目にイノシシが到着しました。

ネコは到着した時に騙されたことがわかり、以来ネコはネズミを追いかけている。というお話です。

とっても身近なはずの猫が入っていないのはそんな理由があったのですね。

アジアの国々には似たような干支の話が伝わっています。

ネコが入れなかった理由や登場する動物もお国柄が出ています。

動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!

戊十二支の由来とは?なぜこの順番?動物の漢字や覚え方・干支との違いも調査!さて、元々の十二支の漢字は動物を表す漢字ではありませんでしたね。

子丑寅卯(しちゅういんぼう)と読んでは漢字も思いつきません。

子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)と読み替えます。

ね~うしとらう♪たつ~み~♪うまひつじさるとりいぬい~♪

覚えやすくなりましたか?

何度も呪文みたいに唱えてみて下さいね。

十二支と干支の違いは最初に触れました。

十二支と十干を合わせたものが干支です。

でも現代では干支といえばその年の動物のこと。

十二支を指すことが多くなりました。

いかがでしたでしょうか?

十二支の順番を覚えて漢字までさらりと書けたら、ちょっと一目置かれる存在になるかも知れません。

 

 

 

ぬまくん
ぬまくん
十二支の犬は僕の事じゃなかったんだわん。「戌」の漢字も初めて見たわん。
くろちゃん
くろちゃん
ぬまくん。せっかく戌年があるんだから何回も書いて覚えてみたら?
ぬまくん
ぬまくん
くろちゃん。もしネコ年があったら何番目になっていたかなぁ?
くろちゃん
くろちゃん
もうあるにゃん。ネコではなくてトラになってるけど!(^^)!

 

 

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