カタラーナとは?意味やカロリーは?クリームブリュレやプリンとの違いも!カタラーナというお菓子を知っていますか?カタラーナという名前にはどんな意味がある?カタラーナのカロリーはどのくらい?カタラーナとクリームブリュレ、プリンとの違いは何?今回はカタラーナについて解説します!
クレームブリュレに似てておいしかったよ!
カタラーナってクレームブリュレのことなの?
今日はカタラーナについて教えてあげるにゃん。
カタラーナとは?
カタラーニャとはスペインのカタルーニャ地方由来のお菓子で、クレームブリュレの原型と言われています。
原料は卵、牛乳、砂糖、小麦粉もしくはコーンスターチで、オレンジの果皮やシナモンなどで味付けがされたカスタードの甘いお菓子です。
プリンなどに比べると少し聞き馴染みのないお菓子ですが、今ではイタリア料理店やファミリーレストランのメニューにも登場し、お土産のお菓子としてもよく見かけるようになりました。
材料がシンプルなので、家で作ることもできます。
<材料>
- 牛乳……300cc
- 卵黄……3個
- 砂糖……30g
- 小麦粉(コーンスターチ)……12g
- オレンジゼスト(オレンジの皮)……少々
- シナモンパウダー……少々
<作り方>
- ボウルに砂糖、シナモンパウダー、小麦粉、卵黄を入れ混ぜる。
- オレンジの皮の色づいた部分だけをすりおろし、オレンジゼストを作る。
鍋にオレンジゼストと牛乳を入れ火に掛ける。 - 牛乳がふつふつとしてきたら1.のボウルに加え、ホイッパーでよく混ぜる。
- 3.を鍋に戻し、弱火で混ぜながら加熱する。
- もったりとしたクリームになったらこし器などで裏ごしし、冷蔵庫で冷やす。
- 冷やしたクリームを混ぜてほぐし、耐熱の器に入れて冷やす。
- 食べる直前に表面にグラニュー糖をまぶし、バーナーやコテで表面を焼いてカラメルにする。
オレンジゼストを作るときには、皮の農薬を茹でこぼすなどして落としてください。
カタラーナの意味やカロリーは?
カタラーナは「クレマ・カタラーナ」が正式な名称になり、これはスペイン語でカタルーニャ風クリームという意味です。
カタルーニャ地方のクリームのようなお菓子ということですが、このお菓子の発祥はイタリアという説もあるようです。
スイーツと言えば食べた時にカロリーがどれくらいなのかが気になるところですが、カタラーナのカロリーはどのくらいあるのでしょう。
濃厚なカスタードクリームのお菓子であるカタラーナはかなりカロリーが高そうに感じますね。
それぞれレシピによって材料が違うためカロリーもそれぞれですが、代表として有名どころのカタラーナを例にあげると、花畑牧場のカタラーナが100gにつき458kcalなのでそれなりに高カロリーと言えるでしょう。
カタラーナと、クリームブリュレやプリンとの違い
カタラーナ、クレームブリュレ、プリンは、主に卵と乳製品と砂糖を用いたカスタードが基本になるお菓子ですが、それぞれどこがどう違うのでしょうか。
クレームブリュレは卵、砂糖、生クリーム、牛乳で湯煎をして蒸し焼きにします。
材料も、クレームブリュレは生クリームが入るのに対し、カタラーナは牛乳だけを使うと定義されています。
しかし、生クリームが入るカタラーナのレシピも多く存在します。
プリンは卵、砂糖、牛乳を混ぜた生地を作り、型の底にカラメルソースを敷いて、その上に生地を流し込んでオーブンや湯煎で蒸し焼きにします。
プリンもまた、牛乳の何割かを生クリームに置き換えたリッチなレシピがあります。
小麦粉などの粉類を使うのはこの3つの中ではカタラーナだけです。
飲食店ではプリンやクレームブリュレはココットなどの型に入れたまま提供されることが多いですが、カタラーナは大きなバットなどに流し込み冷凍したものを長方形や三角形に切り分けて盛り付けられています。
イタリア風であれば半解凍の状態でアイスクリームのように頂くことが多いですが、プリンやクレームブリュレと同様に冷蔵庫で冷やし固め、カラメルを作ったあとですぐに食べてもおいしいです。
カスタードクリームってそれだけでもおいしいもんなあ…
カスタードとカラメルの組み合わせは万国共通で愛されてるにゃん。
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