修正と訂正の違いは?変更や是正との使い分けも超わかりやすく解説!修正と訂正はどちらも正しくすることだけど違いはあるの？変更や是正も直すことだけど違いはあるの？明らかな間違いがあるかどうかが違うの？修正・訂正・変更・是正の使い分けも超分かりやすく解説していきます！
Contents
修正と訂正の違いは？
「計画を軌道修正する」
「発言を訂正する」
修正と訂正はどちらも正しくすることですが、どのような違いがあるのでしょうか？
今日は、修正と訂正の違いについて解説していきましょう(^▽^)／
修正の意味
良くない部分を改めること。
修正とは、不十分・不適当と思われるところを改め直すことです。
他にも、言葉以外の思考や行動などについて、方向性や道筋などをより良く変えるときに使われます。
ビジネスシーンでは、「資料の足りない部分を修正しました。」などと相手のミスをやんわりと指摘するときに用いることができます。
次の項目で説明する「訂正」を使ってしまうと、やや厳しい言い方になってしまうのです。
訂正の意味
誤りを正しく直すこと。
訂正は、ほぼ確実に間違っているようなことを、正しく直すことです。
特に言葉・文章・文字の誤りを正しくすることを指します。
テレビのニュースを見ていると、「テロップが間違っていたため、訂正してお詫びを申し上げます。」と謝罪と合わせて使われていますね。
自分が間違っていたときには、「間違っていたため訂正いたします。」などと言った方が、自分のミスを素直に認めているニュアンスになります。
逆に、相手が間違っていた際には、「この部分を訂正してください。」と言うと、「ミスがあるから直しなさい！」と言うニュアンスの、少しきつい印象を与えてしまいかねないので注意しましょう(・・；)
修正と訂正の違い
修正と訂正は、両方とも改めて直すことですが、違いはあるのでしょうか(・・；)？
修正：決して間違いではないが、不十分な部分を直して正しくすること
訂正：明らかな間違いを正しく直すこと
修正には必ずしもミスがあるとは限りませんが、訂正には対象に必ず間違いが含まれているのですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ
自分に何らかのミスがあるときは「訂正」、相手に間違いがあるときは「修正」と使い分けましょう！
よりよく修正するのは「modify」や「correct」で、情報の誤りを訂正するのは「amend」や「revise」だにゃん！
変更や是正との使い分けも超わかりやすく解説！
「打ち合わせの日時の変更を依頼する。」
「格差の是正を訴える。」
修正と訂正の他に、変更や是正も「直すこと」という意味ですよね。
変更や是正との使い分けも超分かりやすく解説していきましょう(^▽^)／
変更の意味
決められたものごとを変えること。
ある状態から、何か他の別の状態に変えることが変更になります(^○^)
修正は不十分な点、訂正はミスを直してさらに良くしていくことですが、変更に間違いのあるなしは関係がないので、変更後に悪い状態になることもありえますね(^▽^;)
是正の意味
悪い点を改めて正しくすること。
是正は、悪い点や不都合な点を改め正すことです。
特に、仕組みやルール・状態・人の考えや行動などの誤りを正すことに使われます。
訂正も誤りを直すことですが、発言や文章・文字の間違いを直すことでしたね。
修正・訂正・変更・是正の使い分け
修正・訂正・変更・是正の使い分けをまとめると、以下のようになります。
修正：決して間違いではないが、不十分なところを直して正しくすること
訂正：明らかに間違いであることを直して正しくすること
変更：間違いの有無は関係なくて、ある決まった状態から他の状態に変えること
是正：仕組みやルールの誤りや間違いを正すこと
- 直す前が間違いではないけれど100%あっているわけではないなら「修正」
- どう見ても言葉や文章が間違っているなら「訂正」
- 間違いがあってもなくても別の状態に変えたいなら「変更」
- 仕組みやルールが間違っているなら「是正」
と使い分けましょう(o^∇^o)ﾉ
今回の修正・訂正・変更・是正の違いや使い分けに関して、いかがでしたか？
誤りはちゃんと正しく直して、よりよくしていきましょう(*´∇｀*)
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