忌憚のないの意味とは?類語や使い方を超分かりやすく紹介!目上に使える?忌憚のないという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日常会話で使用されることはほとんどないので、意味を知っている人も多くはないと思います。今回はその意味、類語そして使い方を超分かりやすく紹介していきます。
この漢字の読み方なんて皆目見当がつかないよー
忌憚のないの意味とは?
忌憚のない、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?その意味について説明していきたいと思います。
「忌憚のない」とは「きたんのない」という読みをします。
「忌憚」とは「忌みはがかること」「きらいいやがること」「遠慮すること」といった意味の言葉です。
「忌憚のない」というのは忌憚がないということです。
忌憚が遠慮することという意味なので、「遠慮しない」という意味になります。
忌憚のないの類語とは?
忌憚のないにはどのような類語があるのか紹介していきましょう。
- 気遣いのない :心遣いがない、配慮がない。
- 率直な :飾ったりつくろったりしないこと。
- ぶっちゃけ :ぶちあける、心の中に思っていたことなどを包み隠さず人に言うこと。
- 腹を割って :隠し立てを一切せず、本心を打ち明けること。
- 正直なところ :建前やごまかしでない本音を述べる時の言い回し。
- 気兼ねない :他人の思惑などを考えて気を使ったりしないこと。遠慮しないこと。
- 腹を割って :一切の隠し立てをせず、本心を打ち明けること。真意を明らかにすること。
- 歯に衣着せない:相手の感情や思惑を気にせず本心を言うこと。
- 胸襟を開いて :心中を隠すところなく打ち明けること。
忌憚のないの使い方とは?
忌憚のないとはどのように使うことが正解なのでしょうか?
「忌憚のない」とは「遠慮することなく」「気兼ねせず」という意味になります。
「忌憚のないご意見をお聞かせください。」
「忌憚のない意見が聞きたい。」
「サービス向上のため、お客様の忌憚のないご意見ご感想をお聞かせください。」
「経験者である君の忌憚のない意見を聞かせてほしい。」
このように「忌憚のない意見」というフレーズで使うことが多い言葉となります。
忌憚のないという言葉は目上の人にも使えるの?
忌憚のないという言葉を目上の人に使用することは失礼にあたるのでしょうか?
普通は、自分から「忌憚のない意見」という言い方はしません。
このフレーズは、相手から「どうぞ、遠慮のない意見を言ってください」と促すための言葉だからです。
上司に向かって「忌憚なくお話しします。」「忌憚のない意見を申し上げます。」というのはとても失礼な言い方になり、いい印象を与えないことでしょう。
もしも自分から何かしらのことを言わせてもらおという場面で使用するべき言葉は「恐縮ですが」や「ご気分を害されるかもしれませんが」といった前置きをしてから言った方がいいでしょう。
つまり、目上の人だからというわけではなく、自分から意見を言う時には「忌憚のない」という言葉は使いません。
もしも自分が遠慮なく意見を言ってほしいという時には「忌憚のない意見を」という使い方をしても大丈夫でしょう。
忌憚のないという言葉の意味と使い方をしっかりと覚えて、失礼にあたるような発言を控えるようにしましょう。
難しい言葉だけど、間違って使わないように頑張るわん!
もしも変な使い方をして相手に不快感を与えるのは自分にとってもマイナスよね。
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