グラニータとはどんなデザート?ジェラートやグラニテとの違いは何?グラニータってどんなデザートなの?日本でも大流行したかき氷!グラニータはシチリア発祥のイタリア風かき氷!?フランス料理のグラニテはグラニータが起源!?グラニータとジェラートの違いは何かも調査しました!
グラニータとはどんなデザート?
日本では最近、かき氷ブームが起こっていましたね。
オシャレ系のかき氷、エスプーマなどなど…行列に並んで至福のかき氷にありついた方もいるのではないでしょうか?
実は、イタリアでもかき氷は大人気なんです♡
今日は、イタリア版かき氷の「グラニータ」について解説していきます!
イタリアのシチリア島の暑い夏の朝食の定番と言えば、「グラニータ」!
グラニータに「ブリオッシュ」と呼ばれるふわふわの丸いパンに挟んだり、浸したりしながら食べるのが地元民の食べ方☆
シチリアは地中海にあり、太陽に恵まれた土地柄で、フルーツ天国と呼ばれています。
その特産品のフルーツを作った「グラニータ」は格別ですよ!
イタリア語で「granita」。
イタリアのシチリア発祥の氷のデザート。
コーヒーやレモンなどのシロップを凍らせて、その氷を削ったもの。
グラニータ(granita)は、イタリア語で「粒状にする」という意味の「グラニーレ(granire)」が語源で、「粒々にした」という意味です。
レモン味やコーヒー味がオーソドックスですが、オレンジ・ジャスミン・イチゴ・アーモンド・ピスタチオ・桃など悩んでしまうほど多種多様な味があります!
通な人はハーフ&ハーフにするのだとか♡
またグラニータは、ザラザラした粗い氷の粒があるのに、どこか滑らかな口当たりで不思議な食感です。
グラニータの歴史は、アラブ民族がシチリア島を支配していた9~10世紀頃に遡ります。
アラブ人が、冬にシチリアの山に積もった雪を洞窟に保管しておいて、夏に取り出して、果物や花のシロップをかけて食べ始めたのが起源です。
イタリアの地域やバーによってグラニータの味や食感が違うので、食べ歩いても楽しそうです。
グラニータを簡単に言えば、イタリア版かき氷というわけですね!
すっと溶ける氷を食べたら、体の中からクールダウンできそうです!
グラニータとジェラートやグラニテとの違いは何?
グラニータとジェラートとグラニテは全部氷のデザートですよね。
3つの違いは何か、調べてみました!
イタリア語で「gelato」。
イタリア語で「凍った」という意味を持つ氷菓。
フィレンツェが発祥。
ジェラートは、イタリア風のアイスクリームです。
一般的なアイスクリームよりも乳脂肪分が少なく、低カロリーなものが多いです。
ジェラートは、グラニータよりも乳脂肪や果汁、ナッツ・コーヒーなどの素材が多岐に渡り、ねっとり&むっちりと濃厚になっています。
フランス語で「granité」。
フランス料理のコースに出てくる、シャーベット状の氷菓。
グラニテ(granité)はグラニータを元にフランスで洗練されたもので、フランス語で「ザラザラした」という意味があります。
その名の通り、氷の粒が粗く、シャリシャリした食感です。
本来、グラニテはフランス料理のコースの中で肉料理とローストの間の口直しを目的として食べられるものです。
そのため、最後のデザートよりも甘さは控えめとなります。
まとめると、3つの違いは以下のようになります。
グラニータ:シチリア発祥のイタリアのさっぱりした氷のデザート。
ジェラート:イタリアのアイスクリーム。乳脂肪分が含まれているので濃厚。
グラニテ:グラニータを元にした口直し目的のフランスの氷菓。
グラニータについて、いかがでしたか?
簡単に作れるレシピがネットで紹介されているので、ぜひ作ってみてくださいね!
ちなみに、グラニータマシンも売っていますよ!
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