スペイン料理

ガスパチョとは?英語じゃない?意味・由来やどこの国の料理なのか調査!

ガスパチョとは?英語じゃない?意味・由来やどこの国の料理なのか調査!レストランのメニューに「ガスパチョ」と書いてあることありますよね?「聞いたことあるけどなんだっけ・・」なんて方いませんか?今回はガスパチョの意味と由来について、英語なのかどうかも含めて解説しちゃいます!

くろちゃん
くろちゃん
ねぇねぇ、ぬまくん。ガスパチョって知ってるにゃん?
ぬまくん
ぬまくん
知らなーい。。。グーチョキパーみたいなのかわん?
くろちゃん
くろちゃん
ちがうわよ(;´・ω・)。実はついこの間、初体験してきたの。私が詳しくおしえてあ・げ・る♪にゃん♪

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ガスパチョって何??

ガスパチョとは?英語じゃない?意味・由来やどこの国の料理なのか調査!

「ガスパチョ」や「ガスパッチョ」といわれる料理。よくレストランのメニューなどで見かけますよね?

一体どんな料理で、どこの国が発祥なのでしょうか??

今日はガスパチョの意味や由来について徹底調査しました!

ガスパチョの正体

ガスパチョとは、スペインのアンダルシア地方が発祥とされる料理で、「飲む野菜サラダ」ともいわれる、濃厚な冷製スープです。

現在では、スペインを代表する一皿。

スペイン、ポルトガルでは非常にポピュラーなんです。

豆知識

「ガスパチョ(GAZPACHO)」とはスペイン語で、ポルトガル語では「ガスパーショ(GASPACHO)」といいます。

 

ぬまくん
ぬまくん
はー。スープなんだねぇ。グーチョキパーとは何も関係なかったのかわん。。。
くろちゃん
くろちゃん
そうなのよ!私もびっくりしたの。初スペイン料理を食べに行ったら、赤いスープが出てくるんだもの。でもこれがさっぱりで美味しかったにゃん♪
ぬまくん
ぬまくん
でもガスパチョってなんだか強そうな名前だねえ。なんでこんな名前なんだろう?

ガスパチョの語源と由来

「ガスパチョ」確かに強そうな名前ですね。

実は、ガスパチョという言葉の由来ははっきりしたことが分かってはいません。

下記のように、様々な説があります。

◎アラビア語の「びしゃびしゃしたパン」という意味

◎ラテン語の「かけら、破片」という意味の「CASPA」

◎ヘブライ語で「小さく砕く」という意味の「GAZAZ」

◎ギリシャ語で「宝庫」という意味の「GAZOPHULAKION」

◎スペイン語の「斑入り大理石」という意味の「GASPAR」

各国によって、ガスパチョの由来の説があるんですね!

どうやって作るの?ガスパチョレシピ

ガスパチョとは?英語じゃない?意味・由来やどこの国の料理なのか調査!

ガスパチョの意味や由来についてはこれでお分かりいただいたと思います。

では、ガスパチョはどうやって作るのでしょうか?

作り方はいたって簡単!

生野菜(トマト、ニンニク、キュウリ、ピーマン、玉ねぎなど)を生のままミキサーにかけてつぶし、オリーブオイル、酢、塩、水で味付け。パンも忘れずに入れましょう(*´▽`*)

食欲がない時など、これだけで栄養がとれちゃうのです。

火を使わないので、夏のアンダルシア地方には欠かすことのできない料理ですよ♪

ガスパチョの種類

しかし!!!

ガスパチョはそれだけではありません!!!

一般的なガスパチョ(ガスパチョ・アンダルース)は上記のようなものですが、ちょっと歴史を紐解くと、いろいろあるのです。

スペインの地域の違いによって、温かいガスパチョと冷たいガスパチョがあります。

●温かいガスパチョ

ガスパチョ・マンチェゴ(ラ・マンチャ風ガスパチョ) 

ヤマウズラやウサギなどを煮込んだ汁にクラッカーやパンを入れて煮込んだ温かいスープ。

●冷たいガスパチョ

サルモレホ

トマト、にんにく、パン、オリーブオイル、酢、塩で作るもの。トッピングでキュウリやトマト、玉ねぎのみじん切りやゆでたまご、生ハム、ツナなどを入れて食べる。

アホブランコ

白いガスパチョといわれる、アホ(ニンニク)とアーモンドで作る冷製スープ。

かの「ドン・キホーテ」の中で、従者サンチョ・パンサはこんなことを言っています。

「わしを飢え死にさせようとしてる性悪な医者どもにケチなもんをあてがわれるよりかは、ガスパチョをたらふく食べるほうがどれほど幸せかしれねぇ。。。」

これは、いわゆるトマトの冷製スープのことでしょうか?

いえいえ、本によって「パン粥」「ニンニクのたっぷり入った野菜スープ」「パンと肉の熱いスープ」などとされていて、現在の「トマトの冷製スープ」とは別物のようです。きっと「ガスパチョ・マンチェゴ」だったのでしょうね。

初期のガスパチョは砕いたパン、オリーブオイル、酢を混ぜただけのもの。アル・アンダルース時代(8世紀~15世紀)のイスラム教徒が飲んでいたもので、現在のアホブランコに近いです。

19世紀に入って現在のガスパチョの原型が作られるようになりました。なぜなら、現在のガスパチョの代表的材料である、トマトなどはもっと後の時代になってスペインに入ってきたものだからです。

トマトやピーマンは16世紀にスペインの新大陸発見、コロンブスによりスペインへ入ってきました。

ぬまくん
ぬまくん
へぇ~。面白いねぇ。今のガスパチョも飲んでみたいけど、サンチョ・パンサが食べたガスパチョも気になる~
くろちゃん
くろちゃん
私はアホブランコが気になるわ!食べてみたいにゃん♪

体にいい?ガスパチョの栄養

ガスパチョとは?英語じゃない?意味・由来やどこの国の料理なのか調査!

つづいて、ガスパチョの栄養についても解説します!

それぞれの材料別の栄養を紹介しますね(●´ω`●)

材料 栄養
トマト リコピンが豊富で高い美白効果あり。老化や病気の要因となる活性酸素を除去してくれる。
オリーブオイル 抗酸化作用により酸化しにくく、悪玉コレステロールを減らしてくれる。
にんにく 疲労回復や食欲増進に効く。冷え性にもばっちり。
キュウリ 水分が多く、カロリーも低い。熱をとってくれる。
玉ねぎ 血液をサラサラにしてくれたり、脂肪の吸収を抑えて悪玉コレステロールを減らしてくれる。
ピーマン ビタミンが豊富。
ぬまくん
ぬまくん
うわぁ!!!体にいいものばっかりだわん!
くろちゃん
くろちゃん
ほんとね!さらに美味しいんだからもういうことないにゃん♪私、この暑さで完全に夏バテしてるのよ。

そうめんばかりで、ちょっと太っちゃったかも。。。美味しいガスパチョで夏バテ克服&ダイエットするにゃん♪。

ぬまくん
ぬまくん
そんなことないよ~今でも美しいわん!
くろちゃん
くろちゃん
もう、ぬまくんたら(´∀`*)ウフフ

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